それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条
- 早川書房 (2010年8月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152091543
作品紹介・あらすじ
マザー・テレサの心を揺さぶり、ビジネスリーダーからロックスターまで、世界中の人々を勇気づける珠玉の人生訓「逆説の10カ条」。提唱者がその真髄を明かす。より良く、より深く、最高の人生を送るための1冊。
感想・レビュー・書評
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10ヵ条はとても心に響いた。ただ意味深故に自分のなかでどういうことなのかを考える方がよい。解説はキリスト教文化の影響が大きく日本人には馴染みにくい。
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人生の意味について考えるきっかけになる本
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誰かがどこかで推薦していた本ですが、ずっと今まで積読になっていました。そして、早く読まなかったことを後悔しました。
そして・・・久しぶりに感動しました。筆者の魂の言葉に心が揺さぶられます。原書は、筆者が大学2年、19歳で書いたものですので、1968年ころとなります。本書は、2001年に改訂されたものを、2010年日本版として世に出たものです。
内容は、実際に読むことをお勧めしますが、10か条のうち4条あたりから感動で涙が止まらなくまりました。どれも、特別むつかしいことを述べているわけではありません。第4条の「リブ・アロハ」の活動などは今すぐ実行できるものですし、基本的には「正しいことをする」というのは自分の問題であることに気づかされます。
最後に、筆者は断言します。
「逆説的な人生を送ると、この狂った世界において生きることの意味を発見できるだろう」
1日も早く、「小さい人=基本的に善良で組織に忠実だが、現状維持に安心感を覚え、自分の小さな世界でしか物事が見れない人」から脱皮したいと思います。
本書が、一人でも多くの人の目に触れますように。 -
逆説の10箇条が実践できれば人生の本質では無いものから開放される
本当の幸せは内面にある、それを満たすには自分が強くなる必要があると感じた
人は不合理でわがまま…それでも愛しなさい
そういう心でありたいと思った
またそういう心でいるためには自分にエネルギーが必要
日々の過ごし方も大事
持 -
11/5/18 紀伊国屋 講演 佐々木常夫氏推奨
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一般に推奨されている行動10個に逆説的な言葉を付けて、それでもXXしなさいと勧める書。狂っている世の中の中で、心をつなぎ止めることを目指している。
注目点
・世界は狂っているが、あなたは狂っていない。
・人を愛し、良いことし、成功し、正直で率直であり、大きな考え、弱者のために戦う、築き上げる、人を助ける、世界のために最前を尽くす。 -
逆説の10ヵ条は生きる意味への呼びかけ。
狂った世界の中に人間としての意味を発見しようという呼びかけ。 -
逆説の10か条とは、人を愛する事、良いことをする事、正直である事、大きな考えを抱く事、弱者のために戦う事、築く事、他の人を助ける事、世の中のために尽くす事である。この1つ1つの行動そのものに意味がある。自分の内面に問いかけて、よい行いをする事で自分の人生は意味がうまれる。他人にどう見られるか、ではなくどう生きるかが大切。
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久しぶりに心にズンと響く本に出会いました。
嫌われる勇気以来の感動です。
世界が私に何をしてくれるのではなく、私が世界に何ができるか。他の人がやってないからといって、私がやらない理由にはならない。
10ヶ条自体は短くシンプルなものですが、そこに込められた思いは一生かみしめていく価値のあるものです。 -
2017/10/17