成功する女性の教科書 ―世界最大の雑誌社社長が「妹たち」に教える仕事術
- 早川書房 (2008年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152089915
感想・レビュー・書評
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仕事がんばろ♪
尊敬する女性、キャシーブラック!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了
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華やかな世界の肉食やり手女性の本でありながら、役に立つヒントがたくさんあった。管理職女性には、特に良いと思う。
批判を判断する時
・その言動が私の鼻をへし折るという秘めた動機ではなく、善意からのものか?
・この特定の状況について、相手は自分の知らないことを知っているか?
この両方の答えがイエスでなければ、いきなり真に受けることはない。というもの。そして、それが的を射ていれば、公正に受け入れる。 -
実体験をもとにして書かれているから、非常に具体的。日本人ではないから、少し文化の違いがあってしっくりこないところも感じた。しかし、失敗談がハッキリと何処に問題があったか等書いてあってそこは参考にしたいと思った。
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ノウハウ本でもなく高尚本でもなく。著者自身が経験したエピソードから学んだ普遍的な考え方を伝えていて、押しつけがましくなくて読みやすい。著者が直面してきた困難をどのように克服してきたか具体的な内容はあまり書かれていなくて、同じような状況になったとき自分ならどんな行動をとるだろう、と考えさせる内容になっている。素直な気持ちで仕事に取り組めそうな、敢えて言うなら道徳の教科書のような本。
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完全肉食系(仕事面で)の女性の話。でも具体例豊富だし、仕事上「あるある」的な具体例豊富で非常に参考になりました。個人的には私情のないところに私情を持ちこまない、称賛は素直にうけるとか、ついつい感情的になったり謙遜?卑屈?褒められるとまだまだ、と思うことに対して思うところがありました。ただ、この方養子を迎えられているのですがもし妊娠・出産していたらフレックスとか生産性が落ちることに対してどう対処していたんだろう、とは思います。今の彼女はエグゼクティブとして生産性が落ちることに対してはネガティブなようですが、自身がそういう立場になった時にどのように生産性を維持するのか、ちょっと見てみたかった気もします。
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ドラマ『アグリー・ベティー』の世界のように
めまぐるしく、華やかで、さらにシビア。読んでてワクワクします。しかも、これはノンフィクション。読み進めていくうちに、私がここ数年、プレッシャーと感じていた事々について、目からウロコなことがどんどん出てきて…いやー、力づけられた! 翻訳本でも、とっても読みやすく、"ヘタな直訳っぽい日本語"になってなかったのも、有り難かったです。 -
大学の図書館で発見。
あまりにも学ぶことが多い1冊でした。訳者あとがきにもあったけれど、仕事をもつことを考えている女性なら、「成功する女性は一体何が違うのか」「女性の成功とは何なのか」ということについて考えると思います。著者があまりにもすごすぎて身分不相応な感じがしたけれど、そういった女性と私はどう違うのかしら? と思い借りてみました。
読み進めていくと、そこにあるのは、明日からでもすぐに真似できそうな、当たり前にも思えるシンプルなアドバイスばかり。でも、これらを全て満たす行動をとるのがなかなか難しいことなんですよね。へこむことや失敗もおそらく数限りなくあると思うけれど、それを引きずらず、当たり前のことを確実にこなし、いつも前向きで意欲にあふれていることが、大きなものをつかむコツなのかなと改めて思いました。
私は自分に自信がない人間で、それを長年悩みとしてきたしそのせいでひがみっぽくなっていました。だからこそ本書の、「自分自身や自分の努力を過小評価するという間違いをおかさないように。そんなことをしても、自分の進歩をさまたげることにしかならない。」というメッセージはかなり刺さったものです。自信がないのなんて誰のためにもならないんですよね、本当に。
成功している人は、自分を信じて意欲をもって、下を向かずに歩んでいる人なんだろうなと思います。
あとは、最近バイトのリーダーとなってリーダーシップにも悩んでいたので、それに関して書いてある章も参考になりました。
そう、そんな感じで、凡人にもできそうなアドバイスが沢山載っているのです。明日の自分を向上させたいビジネスウーマン、大成したい女子学生に、ぜひ。 -
◆概要
ハースト・マガジンズ社長のキャシー・ブラックさんの著書です。
「成功する女性の教科書」と、女性のキャリアに役立つ本、のはずですが、
このキャシーさん、強すぎてとても日本の働く女性がまねできそうなものではないです。
でも、いいですよ。
◆活用!
これ、使えます!
「ボーイスカウトのように振舞おう!−備えよ、常に!」
「私情のないところに私情をもちこまない」
「上司の顔を立てよう」
などなど。
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この本は、タイトルで絶対に損してると思います。こんなおっかないタイトルの本、普通の感覚の女性は買いません。
(じゃあなんで私が買ったかというと、待ち合わせ時間に早く来すぎて時間つぶしに入ったbookoffで500円で売ってたから)。
元のタイトルのBasic Blackのほうがいい。悩んだら黒い服、悩んだら自分(彼女の苗字がBlack)に戻る、ということなんですが。
なにしろ超おっかなそうな女性編集長が書いてるので、そうとうすごいんですが、自分の失敗をここまであけっぴろげにかいて、きちんとしたアドバイスにしてるってすごいなあ、と感心しました。