トム・ストッパード(4)アルカディア(ハヤカワ演劇文庫43)

制作 : 谷岡 健彦 解説 
  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151400438

作品紹介・あらすじ

19世紀、英国貴族の娘・トマシナが残したある書き込みは200年後の人々に波紋を広げていく。二つの世界が美しくも切なく交錯する!

感想・レビュー・書評

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  • 初読

    やっと。やっと!
    2016年にシアターコクーンで観劇して以来、
    戯曲の刊行が決まっているとの報で楽しみに待ち…続けw
    やっと読む事が出来ました。

    あの時、これ、すっごく面白いけど、細かいところが理解出来ない!
    文章で読めば色々ハッキリする筈と思いいざ読んでみたら。
    あれ…結構私舞台に着いていけてたな…
    というか、役者の細かいニュアンスがない分、
    状況の理解に結構戸惑うぞ?と思いながらも
    やっぱり、凄く美しくて面白い話なのでした。


    現在と過去が場所を同じくして交差する、
    ライスプディングの中に落としたジャムをかき混ぜるように
    ワルツのように、
    混じり合いながら、決して逆戻りはしない。

    解説にナショナルシアターで上演された時
    上演台本の売上記録を塗り替え、つまり多くの観客が
    「見て面白かった、けど、よくわからなかった。
    読んで確かめたい」と思った事を意味してる。
    とあり、あっイギリス人にしてもそうなのね!と安心したりして。

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