ナイルに死す (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-76)

  • 早川書房
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150700768

感想・レビュー・書評

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  • 「最初の結婚の“つらい体験”が、この物語を生み出した」アガサ・クリスティにとって“最もパーソナルな小説”とは? | 文春オンライン
    https://bunshun.jp/articles/-/52192

    ナイル殺人事件|映画|20世紀スタジオ公式
    https://www.20thcenturystudios.jp/movies/nile-movie

    ナイルに死す〔新訳版〕 | 種類,クリスティー文庫 | ハヤカワ・オンライン
    https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014614/

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    猫が読んだのは,加島祥造訳、、、

  • クリスティーの作品の中でも一番旅情に溢れる作品。物語も1・2を争うほど長いのだが、クリスティー特有の華麗な雰囲気が旅の流れの中で味わえるため決して冗長さも感じることなく、物語にのめり込むことができる。
    自分にとっては映画を観た方が先だったのだが、映画とは別の面白さとして楽しむことができました。高校の頃、世界史の期末テスト勉強の妨げになるほど夢中になった記憶があります。(笑)
    クリスティーの上手いところの一つは、様々な人間模様が事件へ向かって収斂していく過程を描くところだが、この作品ではとても上手く成功していると言えるだろう。
    巻末解説のクリスティー映画の総まとめもとても良かった。
    この作品は2度読みしてしまいました。

  • クリスティー47歳(1937年)の作品。入り組んだ筋におおぜいの登場人物、ナイル川を遊覧する客船の中での殺人というお決まりの密室状態。そつなく面白かったですが、これって探偵役はポワロでなくてミスマープルの方がよくはなかったかな。船上のロマンスの機微を描くにはおばあさんマープルにうってつけだと思うんだけど。

    マープルものの最初はクリスティー40歳『牧師館の殺人』次のマープル作品『書斎の死体』は52歳。その間はポワロものをたくさん書き続けている。その作品のひとつがこの『ナイルに死す』。ポワロがよほど人気だったので探偵がそうなったような気がするのだ。わたくしがマープルものが好きだから、よけいそう思うのかな。

  • #赤背表紙のクリスティーを再読するプロジェクト 028

    ナイル河の観光船は、そんなに大きくないのに3件も殺人が起きてしまう話。映画化されて有名になったクリスティ女史の代表作で、登場人物のキャラクター設定は見事だ。

  • 不朽の名作。アガサクリスティーの小説の中でも秀逸な出来だと思います。

  • 名作ナイルに死す

    人間のドラマを重視して書かれた本といった気がする

    しかし謎解き要素も完璧


    やはり名作は名作たる由縁があるといったことですな

  • おもしろかった。

  • この作品だけページ数が異常です。
    だけれどもただながたらっしいのかと思ったら
    そうではなくほっとしました。

    ただし、注意事項は多少ありまして
    ロマンスやら嫉妬が嫌いな人には
    まったく進められません。

    作品としては犯人が
    誰だかわからないような構成で
    悪くありませんでした。
    でも事件構成上これは人は限られるかなぁ。
    1つヒントも出ていますし。

    でもこういう事件の最後は
    悲劇しか生まないのです。
    残念ながら。

  • 1937年発表
    原題:Death on the Nile

  • エルキュール・ポアロ・シリーズ
    船上で殺害された若き富豪の女性。彼女の夫は同時刻他の女性に撃たれ身動きできない状態だった。その後連続する殺人。被害者のメイド、犯人を見たという女性。

     2003年5月22日購入

     2003年5月23日読了

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