火曜クラブ (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-41 クリスティー短編集 6)
- 早川書房 (1978年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150700416
感想・レビュー・書評
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ミス・マープルの短編集。
迷宮入りや不思議な事件を話す会、火曜クラブのメンバーがイロイロな事件の話をしながら、マープルが謎を解いていく。
謎解く前にいっつも思い出す村の似た事件が、また面白くて好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クリスティなら断然ミス・マープル派です-_-b! 年輩女性ならではの、いつだってちゃんと心得てる猫のかぶり方が小気味好い。おまめのはずのオールドミスお婆ちゃんに各界の専門家達がことごとく敵わない、読んでいてニヤニヤしてしまう。
マープル入門編としてまずどうぞ。 -
やはり彼女は長編に向くな
とつくづく感じさせる1冊。
短編だとどうしてもまとまりが悪いし、
読んだ感覚があんまりでないんですわ。
そんな中でも面白い作品はあります。
それは、細君を保険金殺人で始末する
男の話。
尻尾の出ない男を追い詰めるドキドキ感が
なんともいえない感じでした。 -
マープル様
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甥のレイモンドを筆頭に、前警視総監や画家などさまざまな職業の人々がミス・マープルの家に集っていた。一人の提案で各自が真相を知っている昔の事件を語り、その解決を推理しあうという“火曜クラブ”ができたが…静かな目立たない田舎の老婦人ミス・マープルが初めて驚異の推理力を披露した短篇13篇を収録。 --This text refers to an alternate 文庫 edition.