だれもわかってくれない: 傷つかないための心理学 (ハヤカワ文庫NF)
- 早川書房 (2020年2月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150505547
作品紹介・あらすじ
無理解な人の特徴と対処法を知れば、苦しみはきっとなくなる。ベストセラーをもつ心理学者が贈る、誤解に苦しむ人へのアドバイス
感想・レビュー・書評
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温かみを表現する三大要素
目を合わせること
うなずき
微笑み
仕事に活かしていこうと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても面白い
人は自分の良いように自分や相手の事を解釈している、自分が傷つかないように、相手に憧れるように
その事を印象的に分かっていたつもりでいたが、それを今まで言葉にすることは難しくなかなかできなかったこの本はそれを言葉にして分析的に人の特徴を捉えていた
◯人は認識を歪めていてそのことに気づかない
◯歪めている偏見について
◯相手の立場にたって物事を見る、そして相手の要求を察知する
基本的に思えるが重要なこと関係修復の方法までも戦略的に見えるように書かれる工夫がなされていてとても面白かった。 -
コミュニケーションの重要性、3つのレンズ、アサーティブネスなど、幅広い話が盛り沢山に詰め込められている。読む価値高い。
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他者が人の事を公正かつ平等に見ることが如何に難しいかが列挙されている本。
公正に見てもらうにはどうするか?
という課題を解決するために読むよりも、
人が他者を公正に見ることは非常に難しい
ということを知るために読んだ方がいいかもしれない。
第7章の促進レンズ、予防レンズの話は目新しく、さらに日常への利用も平易そうなため明日から実践したい。 -
最近、心理学に興味を持ち色々読んでいるなかで手に取った1冊です。人はなぜ他人を誤解してしまうのか、自分はなぜ誤解されてしまうのかを科学的に解説をしていく内容となります。
人は他人を見る時、第一印象で全てを判断してしまったり、しっかり理解しないで特定のカテゴリに入れてその人を見てしまう(ステレオタイプ)など、歪んだ見方をしてしまうとのこと。しかも無意識というのだから厄介なものです。
自分も今までを振り返ってみると、友人や職場の人など、第一印象やはたまた先入観で人を見てしまっていたことがあったなと思い当たる節がありました。
無意識というところもあって難しい部分もあるかとは思いますが、それでもこの本を読んだことで他人を理解する時には、その人の色んな部分を見て・知る努力を怠らない様にしていきたいと思います。 -
人と人、理解することは難しいことです。まずは、それを知ること。そして、その複雑さを理解することが重要です。この本は、人々が様々な視点を持ち、それが当然のように備わっていることを考えさせ、他者を理解するために自己注意が必要であることを教えてくれました。
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読みやすくて面白い。表紙からうける印象とは全然違ってドライでユーモアのある本だった。
職場で責任ある立場の方には第五〜六章だけでも読んでいただきたい。 -
どのように自分が考えていることや表現を正しく他人に伝えることができるのか?について書かれた本。
エビデンスに基づいて書かれている。 -
わかりやすい
他人を見る際に認知バイアスがかかってると認識すること
バイアスありきで自分は見られてると認識すること
利用すること -
自分でも自分のことがよくわからないことがあるのだから、他人から色々な評価や見方が下されるのは当然のことだったんだなあ。
自分が思うように見てほしいけど、第一印象でそれができないとかなり難しいこともわかった!