マーリー―世界一おバカな犬が教えてくれたこと (ハヤカワ文庫NF)

  • 早川書房
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (447ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150503451

作品紹介・あらすじ

子育ての練習にと、新婚のジョンとジェニーがひきとった仔犬のマーリー。頭がいいラブラドール・レトリーバーを選んだはずが、みるみる大きく育ってやんちゃなバカ犬になり、夫婦は数々の騒動にふりまわされることに。でも、出産、子育て、転職と人生の転機を支えあって乗り越えていく二人にマーリーは大切なことを教えてくれた-愛犬家を中心に絶大な支持を得て世界的ベストセラーに登りつめたエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 〝うちの犬こそ世界一〟
    犬と暮らしたことのある人なら、
    だれもがみんな抱く思いですネ。
    そして愛犬を亡くした人だれもが
    胸の奥底でつぶやくのが〝ありがとう。ごめんね〟
    という言葉ではないでしょうか。
    犬はこちらが示した愛情を100万倍にして返してくれます。
    しかも、人より歳をとるペースが速いので、
    いつのまにか老いて、先に逝ってしまいます。
    もっと遊んであげればよかった。
    もっと優しくしてあげればよかった。
    もっと美味しいものを食べさせてあげればよかった。
    もっと一緒にいてあげればよかった。
    広い野原を走らせてあげたかった。
    もっと・・・もっと・・・
    愛犬がいなくなると後悔することばかりです。
    愛犬を亡くして、その愛情の深さをあらためて思い知らされますね。
    犬はとてもだいじなことを学ばせてくれます。
    神様が与えてくださった最大の贈りものが
    犬なんじゃないでしょうか。
    17年間連れ添った愛犬を想い出しながら読みました。




    べそかきアルルカンの詩的日常
    http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
    べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え”
    http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a
    べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
    http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2

  • おバカでかわいくて本当に愛おしいマーリー!
    読みながらたくさん泣きました。

    どのエピソードも読んでいて可笑しいけど、どの家でも程度の差はあっても経験しているのではないでしょうか。

    犬を飼っている人、これから飼う人、それ以外の人にも読んでほしい本です。

  • This is a heartwarming story about one young family and their wonderfully neurotic dog which helped them discover happiness and taught them what really matters in life. The story is based on the writer’s personal experience and the book gets at the heart of the animal-human bond. The story is filled with humour, but you will also need a handkerchief. I think you will enjoy it even if you are not an animal lover. A movie with the same title has been released, but it is not nearly as good as the book. Although I recommend that you try reading it in English, the book has also been translated into Japanese.

    文学部 Z.W


    越谷OPAC : http://kopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1000907451

  • レトリーバーを飼うのは体力を考えてやめておこう、とまず思った。でも犬のいる生活、いいなあ。度肝を抜く犬であっても。

  • 犬を飼っていても飼っていなくても楽しめるエッセイ…だけど、バカ犬飼いにはたまらないと思います。しみじみ。
    わんこ含めて暖かい家族だったなぁ。
    ラブにアメリカタイプとイギリスタイプがいるのを初めて知ったのだけど、某旅犬のラブ親子はアメリカタイプだったのかな~と思ってみたり。

  • 泣ける。犬を飼ったことのある人は結構読み進めるうち辛くなる。

  • 電車の中で読めません。
    マーリーの行動ひとつひとつがありありと目に浮かび、笑いが止まりませんので。

    絶対に電車の中で読めません。
    マーリーが可愛くて、愛くるしくて、涙が止まりませんので。

    犬を愛する全ての人にオススメの一冊。

  • ラブラドール・レトリバーのマーリーがとてもおちゃめでとても面白いお話です。
    映画にもなりました。

  • マーリーはばかな犬だけど家族にとってとても大きな存在になっていた。感動しました。

  •  この本は映画化して気になり読みました。やはり動物の小説はとても感動するし、面白かったです。子育ての練習のはずが、とても大変な練習になって面白かったです。私の家にも5歳になる雑種の犬がいますが、この5年間でいろいろなことを飼い犬から学びました。マーリーがいなくなった時はいた時の存在が大きいことが思い知らされたように、うちの犬も死んでしまったらと思うととても悲しくなります。今、生きているときに愛情をたくさんかけたいと思います。

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