地下道の鳩: ジョン・ル・カレ回想録 (ハヤカワ文庫 NV ル 1-25)
- 早川書房 (2018年10月4日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150414412
作品紹介・あらすじ
諜報機関でのキャリア、詐欺師の父親の人生、スマイリーを始めとする登場人物のモデル、サッチャーなどの要人との出会いをも語る!
感想・レビュー・書評
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”地下道の鳩: ジョン・ル・カレ回想録”読了。 2020年12月12日に他界した巨匠の回想録は、重厚な趣で始まったので身構えましたが、ユーモアに溢れたエッセイ集でした。読んでいない四作品を除く作品の中で、最も軽快で、最も秀逸でした。個人的なエピソードを、文学のレベルまで引き上げる手腕に、星五つ!徹底的に破天荒だった詐欺師の父、ロニーの話は、まるで物語。名作の裏話の数々に、もう一度、読み直そうと、決意しました。
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ル・カレの小説が生まれた背景がわかる。ああいう生い立ち、性格の人でないと、ああいう小説は書けないのだということもわかる。
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