- Amazon.co.jp ・本 (457ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150413941
作品紹介・あらすじ
妻を亡くし独りで暮らすオーヴェは、近所に越してきたイラン人女性パルヴァネと喧嘩をくりかえすうちに、少しずつ絆を深めていく
感想・レビュー・書評
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あけましておめでとうございます⟡.·*.
今年初のレビューは この本
……
ではなく
映画「オットーという男」です。
映画のジャンルで検索かけても出てこなかったので。原作はこちらの本みたいですね。2015年にはスウェーデンで映画化され大ヒットしたそうですが、知らなかったー。
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ストーリー
オットーは町内イチの嫌われ者でいつもご機嫌斜め。曲がったことが大っ嫌いで、近所を毎日パトロール、ルールを守らない人には説教三昧、挨拶をされても仏頂面、野良猫には八つ当たり、なんとも面倒で近寄りがたい…。それが《オットーという男》。
そんな彼が人知れず抱えていた孤独。最愛の妻に先立たれ、仕事もなくした彼は、自らの人生にピリオドを打とうとする。しかし、向かいの家に越してきた家族に邪魔され、死にたくても死ねない。それも一度じゃなく二度、三度も…。世間知らずだが、陽気で人懐っこく、お節介な奥さんマリソルは、オットーとは真逆な性格。小さい娘たちの子守や苦手な運転をオットーに平気で頼んでくる。この迷惑一家の出現により “自ら人生をあきらめようとしていた男”の人生は一変していく――。(ソニーピクチャーズ作品紹介より)
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主演はトム・ハンクス
「クリスマス・キャロル」のような話しかな?と思いながら観始めましたが
オットー
泣ける
。・゚・(*ノД`*)・゚・。
隣に越してきたマリソルに 心を開き始めて
亡くなった奥さんのことを語り始めたあたりから
ずっと泣ける
「私と彼女は昼と夜だ」「彼女は私のモノクロの人生に色をつけてくれた」 涙
訳あって子どもを授かることが出来なかったオットーが、マリソルの第三子の出産にプレゼントしたベビーベッド。本当は自分もとに産まれてくるはずだった子のためのもの。
おそるおそる抱っこした 赤ちゃんに「おじいちゃんだよ」とささやき、ベビーベッドにそっと降ろすシーンに号泣。
もう 感動の鼻水なのか 発熱による鼻水なのか
わかりませんが ティッシュが隣にあって良かった。
という訳で、昨日の仕事中めちゃくちゃ気持ち悪いなーと思っていたら お熱出てました。
旦那さんと次男が二人ですき焼き作って 蕎麦ゆでて食べてるのを 羨ましく思いながら 年越しお粥食べました。そして「龍角散(粉のやつ)を飲む度にクシャミ出るのなんで?」と旦那さんに指摘され 新しい発見も出来ました( >д<)、;'.・ヘクチッ
健康第一!
今日は長女も帰省して 義実家に新年挨拶。
わたしはひとりぼっちでお留守番です。
映画三昧にするか、読書三昧にするか。
その前に頭痛薬飲も( ߹ㅁ߹)
今年もよろしくお願いいたしますᐕ)ノ♡詳細をみるコメント16件をすべて表示-
yhyby940さんコメントありがとうございます。ごめんなさい。ちょっと記憶にないですね。どうだったかなあ。コメントありがとうございます。ごめんなさい。ちょっと記憶にないですね。どうだったかなあ。2024/01/07
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ゆーき本さんありがとうございます。機会があったらスウェーデン映画の方も観てたいです(ˊ˘ˋ*)ありがとうございます。機会があったらスウェーデン映画の方も観てたいです(ˊ˘ˋ*)2024/01/07
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yhyby940さん是非、ご覧いただき感想を書き込んでください。宜しくお願いします。是非、ご覧いただき感想を書き込んでください。宜しくお願いします。2024/01/07
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偏屈親父の物語だが、信念を持ち筋が通った親父だから、ただの偏屈でなくて、愛される親父の物語だった。面白くて読むページが進む。
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「これ、私が一番好きな本なんです」といって、かわいい年下のお友達からプレゼントされた本。スウェーデンで映画化され大ヒット。小説もあらゆる言語に翻訳され話題になったということらしいが、恥ずかしながら私は全く知らなかった。小説を先に読んだが、正直、うーん、なんか変な偏屈おやじの話?訳本で使われている言葉1つ1つが妙にひっかかる。小説だけだと映像が浮かばなかったので、Amazonプライムで映画をチェック。俳優さんの演技もすばらしく、シリアスな内容でありながら、クスっと笑えるシーンも少しあって、ジーンと心に余韻が残る話だった。あとで、もう一度小説を見てみると、その坦々としたストーリー展開だからこそ、主人公のオーヴェと妻との心のつながり、二人だけの世界がしっかりと刻まれていたのだと。オーヴェが近所の子供を何気なく抱きかかえるシーンも大好き。小説も映画もどちらも味わい深い!
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何なんだこの偏屈オヤジは…鼻につきすぎて全然すらすら読み進められない…と、初め〜中盤ちょっと前までは思ってたけど、そこからがすごかった。面白かった。クセ強人間オーヴェのことが気になってしかたなくなってしまった。映画になってるのは知らなかったから、これから見たい。
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2023.11.5 読了。
無愛想で頑固な偏屈な59歳のオーヴェ。愛する妻に先立たれ、長年務めた職場からも早期退職を言い渡され孤独な日々を送っていたが向かいの家に賑やかな一家が引越してきてオーヴェの生活がだんだんと変化していく。
映画が上映されているのを観たくて(結局観られなかったのだが)興味を持ち原作を読んだ。450ページほどとちょっと長めだがどんどん読み進めたくなる作品。
オーヴェのような偏屈なおじさんが近所に住んでいたら厄介だろうなと思っていたが読み進めていくうちにどんどん彼を好きになってしまう素敵な作品。
陰と陽が引かれ合うように彼の人生に色を与えた妻のソーニャもとても魅力的な女性。
読んでいると自分と関係する人々全員のどこかに「ソーニャ」をみて、ソーニャの死後もにどう思われるかで行動し続けるオーヴェのソーニャへの愛が深くそこに笑いを感じたり悲しみに思えてしまったりする。
オーヴェの生活は孤独なはずなのに隣人たちに巻き込まれクスッと笑ってしまうユーモアがあったりしんみりする場面でつい涙が溢れてしまったりした。
「幸せなひとりぼっち」という邦題に全て詰まっているような作品だった。
オーヴェがソーニャを見つけたように、オーヴェの友人のルネとアニタのように、そんな人生をかけられるような出逢いがあったら本当に素敵だと思う。
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トム・ハンクス主演の『オットーという男』という映画を、映画館で見た。この映画は、スウェーデンの映画『幸せなひとりぼっち』のリメイクだそうで、本書はその原作本。
始めは、この作品がコメディだとは知らずに映画を見ていた。トム・ハンクス演じるオットーが常に怒っていたし、何度も自殺を図ろうとするから。でもオットーが死のうとするたびに、必ず邪魔が入って死ねない。まるで神様が彼を死なせまいとしているように。それがなんともおかしくてつい笑ってしまったのだけど、のちにこれがコメディだと知り、なんだ笑って正解だったんだ、とちょっとホッとした。そして切なさが残った。
後日、この原作を読んでみたら、映画以上にクスッと笑えるところがたくさんあり、映画以上にギュッと切なくなった。映画には描かれていなかった、主人公オーヴェの過去をたっぷり知ることができ、オーヴェが何を大切にして生きているのかがよくわかったから。映画を見ただけではわからなかった深みを、とことん味わえた。
オーヴェという男は、怒りと哀しみでできている。いつも怒ってばかりで気難しく、とにかく間違ったことが嫌い。〈正義、公正、勤勉な労働、正しいものが正しくある世界。それを守ることでメダルや卒業証書や褒め言葉がもらえるわけではないが、それが物事のあるべき姿だという理由でオーヴェは信念を貫い〉ている。そんなオーヴェだが、読者は、読めば読むほど彼のことを好きになっていき、読み終わる頃にはもう家族のように大好きになっている。
訳者あとがきにあるとおり、〈ジワジワとくる、すごくいい本〉です。この作品に出会わせてくれた夫に感謝。
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読書日:2017年11月28日-12月3日.
Original title:En Man Som Heter Ove.
Author:Fredrik Backman.
最愛の妻Sonyaを亡くしたOve.
生きる目的が何もなく無為に時が経って行く中で
早く妻の元へ行きたくて自殺を行いますが、
運が良いのか悪いのか近隣住民がOveの元を訪れて
様々な助けを彼に求めながら日々を過ごします。
基本的に彼の過去と現在の出来事が交錯している展開となっており、
彼が何故Sonyaと結婚したのか、どの様な生立ちなのか等が理解出来ます。
一番の衝撃は生まれてくる筈だった子供を
spain旅行でSonyaがbus事故に会ってしまい失った事です。
何事も前向き思考の彼女が想像以上の絶望を味わっている様が
読んでいて忍びなかったです。
また彼の最期に感涙しました…。
病気ではなく苦しむ事もなく老衰で妻の元へ旅立ったと私は感じました。 -
本を読んで、久しぶりにたくさん泣いた。
頑固じいさんは、イラっとするけれど、オーヴェには(自分では気づかないのだろうが)愛情があるように思える。だから人をひきつけるんだろうな。
最後の暮らしが幸せで、本当に私までうれしくなり、まるでオーヴェの近所に住んでいるかのような気分になってしまった。
免許を持っていない私は、オーヴェに嫌な顔をされることでしょう。 -
この役柄はトムハンクスなんでしょうね、アマプラで観てみます
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オーヴェの真っ直ぐな生き方や考え方は面白いほど固くて、ここまで自分を貫ける良さを感じた。
オーヴェとソーニャの関係が好きです。
映画も観ます!