- Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150313906
作品紹介・あらすじ
陸海が重素雲で覆われた地球。生活資源となる浮獣のハンターにスカウトされた少年リオは、まだ世界の成り立ちを何も知らなかった
感想・レビュー・書評
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良くも悪くも娯楽に徹した作品
設定は色々可能性を感じさせるけど、人物像が画一的でジャンプとかにありそうな話と思った
電車でさっくり読むにはちょうどいいかも詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごく楽しくわくわくしながら読み進めた分欠点も目についてしまった。よいところと悪いところが極端に出る作品だ。
プロ同士の掛け合いがわざとらしくてしんどい。自分もプロの端くれだが、一々最高の仲間と宴会だみたいなことは思わない。
基本的にキャラクター小説なので人物造形に深みがない。
男の子はお仕事を頑張っていれば勝手に女に惚れてもらえるんだよ、という童貞男子の夢。
世界の成り立ちの謎が勿体ぶられた割にあっさり明かされて拍子抜け。
他方でモンスターが泣くところとかはすごくよかったし、後半までパートナーとしての関係を構築してからの濡れ場はすごくどきどきした。
空戦の描写が適当すぎるのはなんとかならないのか?
あと楽観的なストーリーの中に一点だけ人生の苦味があるのはいいことだと思うけどそれをアバズレ系女子1人に押し付けるのはフェミニズムおじさん的には許せないなー。アバズレが敗れ純潔が勝つみたいな図式にイライラ。 -
信頼のブランド、元気が欲しいときの小川一水!
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安定の小川一水さん
面白かったけれど、もう一つワクワク感がなかった -
安定して面白い。
続編とか派生した話が書けそう。(あるかも) -
そして飛行機で「空」
ジュブナイルな陸海空なお話を楽しめました♬ -
34:小川さんがSFファンタジー空戦を書くとこうなるのか、を味わえる贅沢な一冊。一部の設定が「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ」に繋がるのかなーとも思いつつ、機種ごとの特性を活かした浮獣との空戦、人々の暮らしぶりなど文化面の設定も楽しめました。レッソーラが好き!