- Amazon.co.jp ・本 (587ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150311117
作品紹介・あらすじ
異星生命体と二足歩行兵器の総力戦。前人未踏領域へ進化したリアルロボットSFの頂点
感想・レビュー・書評
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間違いなく傑作。
緻密な設定、伏線。
削ぎ落とされ、時に詩的な文体。
1800枚超の長編ですが、味わい尽くすため、下巻を読み終えてすぐ再読しています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まだ上巻なのでとりあえず。
気のせいかもしれんけど、SFってちょいちょいキラキラネーム使ってこないかい?ぶっちゃけ読めんのよ、名前。常にルビでもふってくれんか。土筆って、キラキラじゃないかもだけど、漢字検定かよ!インテリか!とね。段々と覚えてきたけど。
それから高性能機に限定された乗り手、というのは、ゼロ戦で懲りたのではなかったか。もはや戦後ではないということか。まぁでも米帝もトランスフォーマーとか好きだし、やっぱザクよりガンダムってことかね。男のロマン。 -
要撃準備進行◆要撃開始◆要撃佳境◆要撃一幕
著者:三島浩司(1969-) -
思いがけず出会った一冊。エヴァンゲリオンの構想の着想はこの作者によってもたらされたんだ。エヴァの壮大で難解な世界観はどうしたら産まれたのかって疑問がこの作品で理解できた気がする。
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ディテールが細かくて面白かった。やっぱりロボットを小説にするのは必然性の理由付けが大変だねー
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是非アニメ化して欲しいロボットSFの傑作ですね。
ただちょっと話が長くて、途中少々飽きてきましたが。上巻ではまだまだ謎だらけですが、下巻で一気に解明されていくんだろうと思うので頑張って読みます。 -
ーーー太陽系外からやってきた謎の渡来体が地球上空に建設した軌道リング・STPF。
四国剣山に落下したその一部から発生する異星生物<キッカイ>に対抗するべく、 政府が極秘裏に開発した二足歩行兵器。
だがその強大な力ゆえ、 運用には諸外国の承認が強請されていた。
日本SF新人賞作家・三島浩司氏による早川書房からの初刊行作は、巨大ロボットSFの可能性を突き詰めた前代未聞の異種格闘戦!
文章に癖はあるし、用語に馴染めなかったりもあるだろう。粗は探せばまあ出てくる。
それでも、俺はこの作品が好きだ。
SFでしばしば扱われる「二足歩行ロボット兵器」の概念
その概念の必要性•必然性をすべて設定によって補い、戦場を支配させる。この著者はまさに豪腕といった感じ。
なにより気に入ったのは、リアルロボットの極北を占める設定にあって、スーパーロボットのノリをなお備えていること。もうたまらん。
覚悟がともなわない行為は、後に魂を残しませんよ。