星界の戦旗1: 絆のかたち (ハヤカワ文庫 JA モ 1-4)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 595
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150305734

作品紹介・あらすじ

宇宙空間を故郷とし、強大な星間帝国を築いて、銀河の半分を支配するアーヴ。帝国では、三年前に「人類統合体」に制圧された星々を奪いかえすため、今まさに大規模な作戦行動が始まろうとしていた。戦争を前に、編成される大艦隊。その中に一隻の小さな突撃艦があった。艦の名は「バースロイル」。ラフィールが指揮する最初の船だった。

感想・レビュー・書評

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  • 高貴系ツンデレSF作品。
    デレる時が可愛いんだ。

  • ついに開戦、ここからが本編で「紋章」は先行番外編だったとか。この作品の魅力はSF成分よりももしかしたら、一筋縄ではいかないキャラたちの会話。ギリギリの苦しい戦いの中でも軽口やめないドゥサーニュ&ケネーシュ、ネレース&ネフェー、スポール&クファデス、そしてバースロイル艦橋要員ラフィール、ジント、ディアーホ(猫)、ソバーシュ、エクリュア、サムソン。ますます磨きがかかってます。

  • 星界の戦旗〈1〉―絆のかたち (ハヤカワ文庫JA)

  • 戦争中なのに、猫を下ろす下ろさないで言い合いをしてて、ほのぼのする。

  • 宇宙戦。
    ようやく少しわかってきた。

  • もう少しカメラを固定してくれないと読者としては非常に疲れる。
    ややこしい名前があったりして頭の中にすんなりと入っていかない。

    その点、紋章の方が明らかに面白かったと思う。主人公の考えやキャラクターの行動に一貫性があった。

    本作では、立場上、仕方がないとは思うが、主人公たちは巻き込まれて流されていくだけなので感情移入することが出来ない。
    星3かなぁ。と思いつつもとりあえず4。

  • SFが読みたいと思って本屋にいったらシリーズで展示されていたので購入してみた。多くの人が言うように「A boy meets a girl」の内容だが、宇宙航法の設定とかもしっかりしていてそれなりに楽しめた。ただ、仮想の言語のルビがやたらとふらていてなれるまでは正直読むのに苦労した。別世界の雰囲気を出すためらしいが、読んでいる最中は正直必要なのか疑問だった(今は慣れたので、それなりに効果はあることは理解できるが)。

  •  ディアーホ三部作の第一巻である本作では、ジント&ラフィールに加え、新キャラ・エクリュアの四者による複雑な四角関係が展開されている。
     罪深いオンナ(雄)であるディアーホはついに王宮へと隔離されてしまうが、これはつまり、しょうがないのである。

     さて、本作はタイトルの通り、戦争が主題となっている。
     そのため、みんな大好きスポール提督が活き活きと活躍し、アブリアル帝国元帥は副官の元彼を詮索し、ビボース提督は風呂に入る。皇族と根源貴族が多く出てきていて、なかなかにぎやかである。
     一方で、その分だけジントたち紋章組の出番が限られている。なので、物語としての密度は「戦記物」としては高いが、「ボーイミーツガール物」としては低くなっている。それでも濃いのだけど。
     この辺は、好みが別れるところだと思う。

  • 『星界の紋章』を読み終えたので、次は『星界の戦旗』シリーズ。
    『紋章』3冊のあとなので、だいぶ星界シリーズの用語にも慣れてきた。
    今回は艦隊戦もあってなかなか盛り上がったけれど、何と言ってもそれぞれの艦隊の司令官と参謀のやりとりが面白い。
    仲の良いさ司令官と参謀という組み合わせはないのだろうか?

  •  Vが出たので最初から読み直し中。紋章に比べて、戦旗はあまり記憶に残っていないのだが、アーブのキャラクターは結構強烈な人が多い。

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著者プロフィール

1962年、兵庫県生まれ。SF作家。92年、短編「夢の樹が接げたら」でデビュー。アニメにもなった『星界の紋章』シリーズや、日本SF大賞を受賞した『突変』など、著書多数。

「2023年 『夢のまた夢 若武者の誕生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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