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- Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150301941
感想・レビュー・書評
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飛浩隆さんが推していたので読んでみた。
短編連作集だったんですね。
マインド・イーターに関わる人々の悲哀や葛藤や絶望などを描いてます。
そしてM・E症や精神蝕(エクリプス)という発想はとても面白い。
80年代にこの発想・・・素晴らしい。
徐々にマインド・イーターとは何かと言う事が明かされるのかと思っていたが、そうでは無かった。
一貫して考えるのは自分の大切な人が異質なものに変化してしまった時、自分ならどうするか?と言う事だろうか。
『サック・フル・オブ・ドリームス』と『憎悪の谷』がお気に入り。
余談:これは禁句なのかもしれないが、もし飛さんが書いていたらもっと残酷で美しくてエロティックな物語になっていたのではないだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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