フクシマ 土壌汚染の10年: 放射性セシウムはどこへ行ったのか (NHKブックス 1268)

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  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140912683

作品紹介・あらすじ

放射能の拡散は「土」が起点だった

原発事故後、福島の農作物は風評被害にさらされた。「本当に危ないのか、危ないとしたらどんな作物なのか」という疑問に答えるため、本書の著者中西友子氏は研究者を大々的に組織し、広範囲にわたって放射性物質を追跡調査してきた。前著『土壌汚染』では1年間の調査の”速報”として、放射性セシウムがほぼ固着して循環していない傾向を明らかにしたが、本書では10年間の調査の積み重ねをもとに、汚染の仕組みを解明した”確定報告”を行い、類例のない調査結果を信頼できるデータとして示す。放射性物質とは何かという基礎知識から、土壌に着目する理由、検査の現状、農作物や野生動物の汚染の実情、新しい問題までを簡潔に解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 風評被害対策?意味不明なんですけど、、、

    政府、福島原発処理水の海洋放出を決定 2年後めどに開始 | ロイター
    https://jp.reuters.com/article/fukushima-idJPKBN2BZ2TM

    「東日本大震災」は終わらないあれから10年、関連書の出版続く | TRILL【トリル】
    https://trilltrill.jp/articles/1811370

    フクシマ 土壌汚染の10年 / 中西友子 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア
    https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784140912683

  • 「フクシマ」と名の付く本は概ねクソだが、この本は例外的に良本です。
    セシウムについて、チェルノブイリとのの性質の違いなど色々と解説されている。
    おすすめです。
    https://seisenudoku.seesaa.net/article/499669320.html

  • 東2法経図・6F開架:519.5A/N38f//K

  • (三木敦朗先生(森林・環境共生学)おすすめ図書)
    ☆農学部図書館の所蔵はこちらです☆
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC06876032

    ★三木先生による紹介記事はこちら★
    https://astatel.net/book/b036.html

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著者プロフィール

星薬科大学学長、東京大学名誉教授。1978年、東京大学大学院理学系研究科化学専門課程博士課程修了。理学博士。日本ゼオン在籍時にカリフォルニア大学ローレンス・バークレイ研究所に留学。87年から東京大学農学部助手、2001年から16年まで東京大学大学院農学生命科学研究科教授。19年から星薬科大学学長。00年、「植物における水および微量元素の挙動」で第20回猿橋賞受賞。専門は放射線植物生理学で、放射線や放射性同位元素を用いたリアルタイム・イメージングによって植物中の水の動態を解析する世界唯一の研究者。著書は『土壌汚染――フクシマの放射性物質のゆくえ』(NHKブックス)、シリーズAgricultural Implications of Fukushima Nuclear Accident, Springer Japan(2013, 2016, 2019)(2013版は世界で13万ダウンロード超)。

「2021年 『フクシマ 土壌汚染の10年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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