- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140885130
感想・レビュー・書評
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知りたいことを、かじりたい時
便利な入り口としての新書。
世界の賢人はどんなこと考えてるんだろう?
と思って読んでみました。
真逆な意見が載っていたりして
難しい…けど、それぞれに真剣なのは
伝わってきたかな。
『リングワールド』のアイデアのもと
ダイソン・ツリーを提案した
ダイソンさんの話が興味深かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
国際関係、グローバル経済、テクノロジーから建築や気候変動モデルまで、ノーム・チョムスキー、レイ・カーツワイルなど5人の識者へのインタビューで構成された現状分析からの未来展望、温暖化やシンギュラリティなどその見解に識者の間でも見解が違うのが興味深いところです。と言いつつもこれで未来の方向性をはっきりと打ち出しているわけでもなく、分かったのは先の見えない不確実性の時代であるということ、努々分かりやすい物語で感情に訴えて来るやつを信用してはいけない、丹念に事実を拾い集めて自分で考えるしかないのだな。
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すごく面白い、チョムスキー以外
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キンドル月替りセールで安くなっていたので購入。
象を調べるアリの1番先頭にいる何人かの著名な人物に象について聞く本。細かな理論ではなく、何をどう考えているかをわかりやすい言葉で説明されており、内容以上に分かりやすいし、気付きも与えてくれる。科学者である方々が、文学やビジネスについても敬意を持って語っている点はありがたい。 -
冒頭「2016年のアメリカ大統領選挙の結果は、東海岸や西海岸そして都市部の多くの人々にとって、晴天の霹靂とでも言うほどの驚きだった。」
末尾「ですから、子供たちには、サイエンスをやるためにはある種のスーパー人間である必要などまったくなくて、普通の人がやれるんだと思ってもらいたい。」
『知の逆転』、『知の英断』に続くシリーズ第三弾。『知の英断』は政治家とか文系な感じだったけど、今回はまた科学者たち。
カーツワイルの、指数関数的な成長という考え方は、当てはまるものも当然あるのだろうけど、かといって話のすべてを受けつけらない。モデルや論理に含まれていないものがあるだろうと思ってしまう。
チョムスキーやダイソンの方が好感が持てる。
世界を代表する賢人たちの言葉に触れて、とても刺激になる。たとえば「シンギュラリティは来るのか?」に対しても意見が全然正反対だったりして興味深い。
やっぱりこのシリーズはいい! -
とても示唆的な内容で面白い。
難しい言葉もあったけど。 -
それぞれ意見の合う人、合わない人もいたが、概ね興味深く読めました。
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知的好奇心には溢れているが、未来のかたちはちっとも見えてこない。
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直感に頼らず証拠を基に考えることが大事。マーティン・ウルフ