プラスチック・フリー生活 今すぐできる小さな革命

  • NHK出版
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本棚登録 : 750
感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140817780

作品紹介・あらすじ

プラスチックの危険性の徹底解説から、代替品を使った暮らし方のヒントまでを網羅した、“プラスチック・フリー”入門ガイド。

感想・レビュー・書評

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  • 雑誌の書評を読んで図書館で借りた。

    20年くらい前だろうか、ポリカーボネートに含まれるビスフェノールAが環境ホルモンで小さな子どもへの影響が強く懸念され、給食などに使われるプラ食器の見直しがなされた…という記憶があるが正しい記憶か分からない…。
    まだ子どもが小さかったため、このニュースは人ごとではなかった。

    その後、プラ製品の危険性は無くなったのかと思っていたが、いや、とんでもなかった。
    ホラー小説よりよっぽどコワイ。

    素人には分かりにくい化学用語もあるが、その解説は分かりやすい。
    結構なボリュームで、流し読みになってしまったので購入したい。2020.10.10

  • プラスチックというものが昔からあまり好きではなかったこともあり、環境問題なども少し考えているので読んでみたい!と思っていた本。

    そしたら先日、プラスチックの恐ろしさについてのドキュメンタリーを見て「今読まなきゃ!」と思って読んでみた。

    いや~もう思っていたよりも恐ろしいことになってる!!
    マイクロプラスチックの恐ろしさからは地球上のどこにいても逃げられないぐらいになっているという現実!

    「いやいや、そこまでなってるならあなたが減らしてもどうにもなんないんじゃないの?」なんて言う人もいる。でも一人一人が気を付ける量は少ないとしても活動として広げていくのは大きな力になるんじゃない?と思わせてくれた本。

    ということで、ちょっとでもプラスチックを減らす手段の参考として読んでみるというのもありなんだと思う。
    意識が変わることででこいることってあると思うから。

    日本では過剰包装でなかなか減らしにくいことも多いけど私もとりあえず小さなことだけどやってみることにした。

    みつろうラップはもう使っているからシリコンラップも買ってみた。
    なるべくラップを使わない生活を心がけるようにしている。
    あとは野菜を包装なしで買えるお店を選ぶようにしてみた。これが探してみると意外にも近所のスーパーでもやっているところが多かったのよね。
    あとはスポンジをセルロースの物に変えてみた。
    そして今回初めてのチャレンジはシャンプーバーを買ってみた。まだ使っていないけど…

    そして盲点だった服やマスクなどの素材
    チェックしてみると…驚くほどプラ原料の素材を着ていることにびっくり!
    フリースとか、アクリルとか多い!毛布も敷布団の中の綿もアクリルだった~!

    意識が変わること…
    自分の中でそれが再確認できたことだけでもこの本は読んでみよかったと思う。

  • 「プラスチック・フリー生活 今すぐできる小さな革命」 論拠は明確「改善策はコレ!」|好書好日
    https://book.asahi.com/article/13439648

    プラスチック・フリー生活 今すぐできる小さな革命 | NHK出版
    https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000817782019.html

  • 現代社会では プラスチックは欠かせない物だけれど 有害物質でもある。
    かといって 全部 無くす事は不可能であるので 少しずつでも 安心できる素材の物に変えていこうという提案の本でした。

    私はマイクロプラスチックが 自然に出ていってしまって多くの生き物の体内に蓄積されていき 最終的には 人間に戻ってくるという事は わかっていましたが この本では 今まさに使用中のプラスチックからへの 人体への影響なども 色々書かれていて 驚きました。

    これからできる事は プラスチック以外のもので代用できるなら それを選ぶこと 物はなるべく長期使用してゴミを減らし リサイクルなどを多く活用すること。

    プラスチックには 危険性が含まれているので 多くの人にも知ってもらう事も大切だと思いました。
    一人一人 ささやかでも 実践できれば 少しは良い未来が見えてくると思います。

  • 訳者あとがきにもあるように本書の性格を一言で表すなら、「プラスチック・フリー生活のための実践ガイド」という事になるだろう。この本を参考に実際にプラスチック・フリーに向けて力強く踏み出す人が増えれば地球環境は今よりもう少しマシになるだろう。とりあえずマイバッグを持つなどの身近なところから始めてみようかと思った。詳細→
    http://takeshi3017.chu.jp/file8/naiyou30101.html

  • プラスチックによる環境問題に興味をもち、行動に移すきっかけをくれる本。

    分厚くて読むのは大変だが、プラスチック早見表やプラスチックに代わる素材、食材別のおすすめ容器のリストは見やすくこれだけでもためになる。

    繰り返し読むと普段のもの選びに良い影響を与えそう。プラスチックを減らしたいと思う反面、防腐剤や遺伝子組み換えの否定的な記述には疑問をもった。著者のオーガニック信仰が見受けられる。

  • スタバでのプラストローやプラカップ廃止やレジ袋有料化など脱プラが唱えられている中、なぜプラスチックは悪なのか?そもそもなぜ悪とされているものが生活に溢れているのか?なぜ脱プラに向けて動く必要があるのか?など基本的なことを抑えたくて読みました。
    かなり脱プラ運動志向の強い語り手により、今日から始められるプラスチックフリーへの一歩の手がかりが数多く書かれていました。


    ここまで極めよう!と刺激される人はそういないだろうが、少なからずこれを読むとプラスチックのものを買ってる者が悪者のように思えてくる。この人に感銘を受けるかどうかではなく、良心の呵責を味わわないために脱プラをしなくてはならないという気持ちにさせられます。

    脱プラ生活は長い目で見たら節約にもなるとのメリットが感じられれば、節約の暗喩として人々により浸透することのように思います。

  • プラなし生活を、日本で実践するには、なかなか大変だ。以前の職場が地球環境や生態系について学ぶ機会の多いところだったので、一通りの知識は得ていたつもりだが、付け焼き刃だった。現在進行形で課題も増えている一方で、対する取り組みも増えていることを知る。

    化学物質過敏症気味なために、プラスチックにも多少は気を付けていたが、これからは、可能なかぎり挑戦してみたい。新しい職場で見聞きするプラゴミの多さには目をつぶるしかない。結局は消費は個人の嗜好に委ねられているからだ。コンビニを使うなとかプラケースに入った弁当を食うなと、目の前の人に向かって指図する権限はないのである。ただ、気づくきっかけをどう作るかは、その人の性質や性格や、人との関わり方に依存するところが大きい。それだけは確かだ。

  • さて。何から手をつけよう。
    まずは、Refuse(断る)ところからやってみる。
    今あるものが無くなり、次に買い足す時はプラスチックフリーなもので代わりはないか考えてみる。
    知ったからには、取り組まなければ!

  • 海岸散歩の途中にゴミ拾いをしているのですが、レジ袋や食品トレーなどが劣化するとポロポロと崩れてしまうのが気になっていたので、この本をよんでみました。やはりプラスチックゴミは恐ろしい!!
    沢山の人にこの本を読んでほしいと思いました。

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