細胞から若返る! テロメア・エフェクト 健康長寿のための最強プログラム

  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140817148

作品紹介・あらすじ

「テロメア」とは染色体の先端部分を指し、寿命を司り、加齢とともに短くなるとされてきた。しかし最新科学によれば、生活習慣しだいでテロメアを保持したり、伸ばすことさえできるという。私たちが日々の行動や思考法を正すことで細胞を若返らせ、健康寿命を延ばすことができるのだ!テロメア研究によりノーベル賞を受賞した著者自らが、そのしくみを解説するとともに、科学的に効果がある最強の健康法を紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 邦訳は2017年刊だが、話題にならなかった気がする。
    類書『LIFE SHIFT』『LIFESPAN』が日本でも爆売れしたのだから、本書ももっと売れてもよかった。
    図書館で借りて読んだが、良書なのでポチった。

  • 題名と内容が違う。テロメアでノーベル賞を取った著者を看板にかこつけた健康法。テロメアの長さ自体は老化やがんと相関があるがこの本を読んだ限りでは、特殊な病気を除いては、因果関係はさほどはっきりしない。それよりも一般的に健康に悪いとされている食習慣、運動習慣、精神状態がテロメアの長さと影響があり、それが老化につながると言う間にテロメアを挟んだだけの構造になっている。そうはいっても科学的に検証されている内容が載っているので民間療法よりはマシだが、一般的よいとされている以上のことが書いているわけではない。

  • 染色体の先端部分で寿命を司ると言われる「テロメア」について読みやすく書かれた科学書。細胞レベルで長寿を考えさせてくれ、生活習慣次第でこのテロメアが短くなるのを防いだり、逆に伸ばしたりできるというから、運動、睡眠、食物等、考えていかなければいけないと思った。
    KOBで電子版を購入した。

  • 心の加齢は身体の加齢。身体の加齢は心の加齢。
    言われればそうかな、と思うこのことを科学が裏づけして説明してくれてるのがこの本。
    専門外であろう読者を意識しているので読みやすいと思う。


    でも個人的にはもう一押し欲しかった(・Д・)ノ

  • テロメアは染色体の先端部分で、細胞の寿命と関係する。
    テロメアを維持したり、伸ばしたりするには、
    ストレス、運動、睡眠、体重(お腹ポッコリはダメ)、食べもの(野菜・果物、全粒穀物、ナッツ類、豆類、オメガ3脂肪酸(海藻・魚)

  • HONZノンフブックガイドから。勧められなければ、自分ではスルーしてしまいそうな本。装丁から、巷間に溢れる健康本の一つかな、と思わされてしまう。でもそれ、目を引くということではあるし、結果、良質な作品だったら言うことなしってことだけど。本作は、そういう意味では、内容を伴う”アリ”な一品。巻末の膨大な参考文献も、内容の担保に一役買っている。見たい方向を優先してる?って思える部分も無きにしも非ずだけど、そのあたりは、自分の中で情報の重さ程度を判断すれば良い話。ざっくりまとめると、いわゆる健康に良いとされていることが、テロメアに対しても効果的ですよ、ってことかな。そういう意味では、テロメアを切り口にした、常識的な健康本と言ってしまえるのかも。

  • 身体にいいことをすればテロメアは短縮しない、老化しにくい。

  • 内容が難しく感じられた

  • 健康長寿のための行動指針と科学的裏付けが、比較的わかりやすく書かれている。
    結局のところ、世の中で広く言われている健康的な生活をしましょう、ということ。

  • テロメアの健康に対する重要性は非常によくわかった。テロメアは修復することも。テロメアにとって良いことが意外にも人間関係にあるようで、テロメアのためにも人間関係を今一度考え直し構築していこうと思いました。

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