フリー[ペーパーバック版] 〈無料〉からお金を生みだす新戦略

  • NHK出版
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本棚登録 : 397
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140816981

感想・レビュー・書評

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  • 今も色褪せない無料になる考え方。
    10の法則や5つの分野など参考になります。

  • 10年以上前の本ですが、ブロガーなどの文章投稿者やYoutuberをはじめとした動画投稿者などに対して「この人達ってどうやって食べていけてるんだろう?」と疑問を持ったり、無償でソフトやアプリを提供する会社や「基本」無料のスマホゲームのサービスを提供する会社に対して「どうやって稼いでいるんだろう?」と疑問を持ったりする人にとっては、その答えの1つを教えてくれる本であり、何よりも面白く読めるものだと思います。

    この本に出てくる例は成功例ばかりなので、もちろん「都合が良すぎる!」と感じるかもしれませんし、実際全てに当てはまらないのが現状だからこそ全ての動画の再生回数が伸びるわけではなく、サービスを終了するスマホゲームが後を絶たないわけです。

    しかし、日本語版の後書きに記載されている本書の要約(ここだけまず読むのも良いでしょう)にもありますが、フリーに関する大原則は今の時代も通用するものであると思いますし、この本を時代遅れの都合の良い成功例の寄せ集めだと批判する前に「自分にとって身近なフリーってなんだろう」「自分ならフリーをどう使うか」などと考えることが出来たなら、この本の価値があったと言えると思います。

  • 2020/4/1
    情報化社会によって経済の主役はアトムからビットに移った。ビットの世界のウェブサイトやサービスは潤沢で限界費用は無視できるほど低いため、価格はフリーになりたがる。これは自然の摂理のようなもので、これに抗うのではなく、フリーを利用したビジネスモデルを構築すべき。
    ①内部相互補助:ほとんどのユーザーが違う形で対価を払っている。LCC
    ②三者間取引;市場の二面性、B2B2C。GOOGLE ADSENSE
    ③フリーミアム:一部の課金ユーザーが支える。期間限定、ユーザー数限定、機能限定、顧客タイプ限定
    ④非貨幣経済:注目と評判を対価とする経済。Wikipedia

  • 現実を直視すること。
    「じゃあどう生きていこうか?」を考えること。希望はむしろあること。

  • 巻末付録①が全て。

  • ウェブ上の情報やGoogleの検索など一見、無料であり自由に使うことができるサービスも見方を変えればしっかり対価を得ており、ビジネスとして成り立っている。
    例えばGoogleはその検索サービスを提供することで個々人の趣向や情報を得ることができ、それに相応しい商品やサービスを提供する企業から広告料を得ることができてるし、ウェブ上で情報を提供するブログもワンクリックあたりいくらかのアフィリエイト収入を得ていることが多い。
    何か新しいモノ、サービスを売る際に"無料"や"お試し"というのは1番の魅力である。無料ビジネスの本質はそういったフリーミアムを使用すると同時に"どこからどうやってお金を取るか"を工夫するところにある。
    (例えば、調味料を売る為にその調味料を使用したレシピ本を無料で配るなど。所謂販促費や広告費としていかに結びつけるかが鍵だと思う)

  • ひと昔前の本だが、フリー、つまり無料を題材にした本
    現在の市場環境では無料のものが溢れているが、無料とはいえ
    他の部分からきちんと価値を生み出してビジネスを回している
    ただひとえに価格として無料であっても
    消費者心理として無料の捉えられ方は異なる、ということも書かれており
    行動経済学や行動心理学への興味も持たせてくれる

  • 「無料」からお金を生みだす方法について。

  • Free(無料)での商品について、分類、歴史、今後などさまざまな視点から書かれた本。
    今、とても盛んになっているためとても面白くよめた

    <メモ>
    1.直接的内部相互補助
    サービス、メンテナンスは無料
    2.三者間市場の二面性
    Googleの広告
    3.フリーミアム(一部の利用者が負担)
    無料のゲーム
    4.ビジネスでないフリー
    ブログ、Linux
    報酬を期待
    報酬:評判、自慢、達成感

  • 必読書

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