オシム 終わりなき闘い

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  • NHK出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140816608

作品紹介・あらすじ

不可能と言われた民族融和を果たし、ボスニア・ヘルツェゴビナをW杯初出場へと導いたイビツァ・オシム。病に倒れ帰還した祖国での闘いとは-人間オシムの「その後」を長期取材で追ったノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • ウクライナ、イスラエルで戦争やってる…

    戦争もテロも
    民族・宗教が違うことがその理由となってるが
    日本人の私には到底理解できない。

    平和ボケなのかもしれないが…

  • 脳梗塞で倒れて2007年に日本代表監督を退任したオシムは、2011年FIFA、UEFAから資格停止措置を受けたボスニアヘルツェゴビナサッカー協会の正常化委員会就任、制度改革を発表。
    3民族のトップからの信頼を得て、協会の議決権を過半数から3/4に変更したことで、互いに、歩み寄り一人の会長を選び出すことに成功。
    オシムへの尊敬と信頼によってもたらされた奇跡といえる。

  • オシムの人柄や哲学とは、どういう背景から生まれているのか?

    サッカーだけに限らず、詳しく知りたくなり、手にした一冊。

    ユーゴスラビアという国の崩壊、民族の対立。
    そして、サッカー協会の問題と、オシム自身の健康問題。

    木村元彦氏が、追いかけ続けてきたことで、我々、普通の日本人にも伝わる、オシムの終わりなき戦い。

    素敵なノンフィクションです!
    オススメです。

  • 木村さんがなぜあんなにヘイトスピーチに対して舌鋒鋭く批判するのか。この本を読んでなるほどと思った。

  • 3月17日読了。図書館。

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著者プロフィール

1962年愛知県生まれ。中央大学卒。ノンフィクションライター。東欧やアジアの民族問題を中心に取材、執筆活動を続ける。おもな著書に『オシムの言葉』(集英社文庫)、『蹴る群れ』(集英社文庫)、『無冠、されど至強 東京朝鮮高校サッカー部と金明植の時代』(ころから)、共著に『さらば、ヘイト本!』(ころから)など。

「2019年 『13坪の本屋の奇跡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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