宇宙の扉をノックする

  • NHK出版
3.77
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本棚登録 : 360
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (616ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140816219

作品紹介・あらすじ

宇宙の根本的な構造について、物理学の大きなパラダイムシフトが起きようとしている。宇宙についての私たちの理解は、がらりと変わるかもしれない。LHCをはじめとする世紀の実験の成果とともに、最先端の現代物理学が、宇宙の扉を開く大冒険へと読者を誘う。いま、宇宙の起源と運命の謎が、劇的に解明され始めた。

感想・レビュー・書評

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  • ジーンクエストの高橋祥子さんがオススメしてたから読んだ。

    専門的な話は読み飛ばしだが、科学に向かう姿勢としての「スケール感を捉える」下りが面白かった。
    同じものでも、どのスケールのもとで捉えるかで見え方は変わるから、思考を停止させないようにしたい。

  • 一番の主題は素粒子物理学で、著者がいかに先端的な理論物理学を研究していてLHCがその観測を行っているかを手前みそに紹介している。でも興味深いのは第二の主題である科学的思考だろう。基礎の積み重ねと創造性や継続性の大切さが説かれる。
    残念なのは、興味深い内容であるのに、宇宙論の本としては分かりやすくはないところ(素粒子物理学の本としては分かりやすいかな)。また、はじめの方で『科学は「どのように」に答える』ものであると記しているのに、後半で『宇宙が「なぜ」こうあるのか』を問うのも残念。あと、本文中にタイトルは「天の扉をノックする」であると書いているのに、書名が「宇宙の扉をノックする」になっていてそれも残念。

  • 14.1.26
    エルムンドにリサ・ランドール出演

  • 2019.01.21 朝活読書サロンで紹介を受ける。
    http://naokis.doorblog.jp/archives/reading_salon_125.html

  • 宇宙の歴史から始まって、宇宙を観測するためには素粒子の観測が必要という展開。
    内容としては申し分ないが、読み手にもある程度の理科的素養を必要とするので、対象がニッチ。自己啓発本として読むなら第六章以降だけ読めば良いか。

  • 長いし思考が行ったり来たりでむすがしかったけど
    なんとか読んだ、ちょっと速読もした。
    最後の天才とはみたいなところで、集中力と続ける力
    みたいなところ、しっかりやっていこうと思った。

  • 難しかった。

    容易な言葉で書かれているが、途中おいてかれるところがあり、読み直さないと理解できなかった。

    正直SF映画のような仮説だと思いながら読む部分もあった。

    私たちが生きてるうちに宇宙の扉はあと何枚開くのか?

  • 160528 中央図書館
    分厚すぎるかと思って敬遠していた本の一つだったが、結構よろしい。

  • 全く知らなかった世界。

    156ページまで読んだ。

    読み込むのに時間がかかる。

    理系の専門知識を分かりやすく書ける人が増えてる。

    買っても良い。

  • 素粒子理論、LHCの説明に多くを割いているが、この部分は村山斉氏の著書の方がコンパクトで数段わかりやすい。
    前著で語られたブレーンワールドなどの魅力的な仮説についてはあまり進展が見られない。
    ちょっとネームバリュー先行の感。著者の表現や喩えが好きなファンなら楽しめるか。

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