田中一村作品集[増補改訂版]

制作 : NHK出版 
  • NHK出版
4.80
  • (8)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 50
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140093535

作品紹介・あらすじ

NHK日曜美術館「黒潮の画譜異端の画家田中一村」の放送から30年。決定版「田中一村作品集」発刊。新たに146点を追加、選りすぐりの作品228点を収載。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この本は、手にした事が、無いのですが、NHK日曜美術館「黒潮の画譜」田中一村作品集 という30年以上前発行の画集を持っています。若い頃、田中一村を知り、その絵に魅了され、作品展に行った時は、その絵の迫力に、圧倒され、美しさに感動しました。


    、、、今日は、頭が痛く、汗が出て、身体が熱いのです。熱があるかと体温を測ったら、35.5℃。今朝測った時は、34℃でした。……壊れているのか?この体温計。、、、まあ、熱が無くて良かったです。
    こんな日は、画集が見たくなる。田中一村の画集を眺めておりました。素晴らしいのです、、、
    美しい、、、


    田中一村の作った俳句も、載っています。

    好きな俳句


    銀河見ゆ フクロー聞ゆ ねむの花


    雛鳩を懷き 眠れず 木菟を聴く


    十字路に 犬寝そべり 蝶は舞う


    砂白く 潮は青く 百合香る





    • 猫丸(nyancomaru)さん
      りまのさん
      そう寒暖差が激しいですから、お気をつけくださいませ。。。
      まぁ猫は馬と鹿がお友達なので全然大丈夫です!

      田中一村は、図録が一冊...
      りまのさん
      そう寒暖差が激しいですから、お気をつけくださいませ。。。
      まぁ猫は馬と鹿がお友達なので全然大丈夫です!

      田中一村は、図録が一冊ある筈、、、
      2021/01/09
    • りまのさん
      にゃんこまるさん
      たぶん明日も、引き込もりになる様です。実家に、「アンジュール」の絵本を、探しに行きたいのですが、寒くて、ムリみたい……。突...
      にゃんこまるさん
      たぶん明日も、引き込もりになる様です。実家に、「アンジュール」の絵本を、探しに行きたいのですが、寒くて、ムリみたい……。突然、あの絵本がみたくなったのです、、、
      2021/01/09
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      りまのさん
      猫も色々探して、気が付いたら夜も更けて。。。見つからないのに時間だけが、、、
      りまのさん
      猫も色々探して、気が付いたら夜も更けて。。。見つからないのに時間だけが、、、
      2021/01/11
  • 2018年秋に佐川美術館にて田中一村展鑑賞後購入。

    同期は東山魁夷、
    若冲の再来、と呼ばれる。

    …そんなプロフィールもありますが、絵の1つ1つが繊細で、実物の絵は更に立体感もあり。(絵具の凹凸など)

    写真では限度はあるものの、キレイに映っており、パラパラめくりながら思い出すことができます。
    すみませんが、あまり解説文は読み込んでおりません。
    田中一村の絵画が幅広く収録されていてよかったです。

    また同年夏に箱根の岡田美術館で展示されていた田中一村の作品、画集とも重複がそこまでなかったです。

  • 神童といわれた頃から精進した南画の基礎が奄美で花を咲せたのでしょう。39歳になって一村と改名。南画から琳派風。そして、戦後論じられた「新しい日本画とは何か?」という葛藤・思索の中から傑作「白い花」が描かれます。奄美の作品群はいずれもいいのですが、南国の風景を暗色系で描いたところに深みと魅力を感じます。大判で見やすい作品集です。

  • 異端の画家・田中一村は独学の果てに「墨画の近代化」を選んだそうです。異端の画家一村の作品228点を掲載、その生涯と軌跡をたどる1冊です。

  • 2014.10―読了
    34.8cm x 25.6cmの大判のこととて、
    誌面から迫りくるひとつひとつの絵を倦かず眺め、
    一村の世界を堪能するにはまず申し分なく、重宝々々。

    監修・解説の大矢鞆音は、執筆当時、NHK出版の美術部長であったとみられる、日本画評論家だが、
    ひとつひとつの絵に即きすぎた感の解説が、些か煩瑣に思われるのが、難と言えば難か。

  • すごい。不覚にもいままでこの画家のことを知らなかった。
    技術が高いだけでなく、構図や色使いの独自性がすごい。
    細密に描かれているところもあるかと思えば平面的で大胆な構図もある。奄美の原生林を作り上げる多種多様な緑の洪水を見事に画面内に収めている。
    ぜひとも現物を見てみたい。
    この本は大量の作品だけでなく解説も充実している。

  • 田中一村、知りませんでした。

    奄美大島に行ったことがある人に教えてもらいました。
    大阪大学文学部で西洋美術史を学び活躍されている人でした。
    アンリ・ルソーにちょっと雰囲気が似てる絵もあります。

    本書でざっと田中一村という人を知ることができたので良かったかな。

    速水御舟も知らなかったけど、
    湘南ボーイ?を一時期してた頃、平塚市美術館で開催しているから見に行く様にと身内に言われ行ってみた。

    知的刺激をくれる人はありがたい。

    人、本、旅 → 知人友人 資料 行動。
    出口治明さんリハビリ頑張って。

全7件中 1 - 7件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
おかべ たかし
谷崎潤一郎
ヴィクトール・E...
パウル・クレー
ミヒャエル・エン...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×