- Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140056387
作品紹介・あらすじ
経済破綻と一党独裁による軍事化が進むディストピア。誰もが信用度や性的魅力を数値化され、手元の端末でプロフィールを検索される評価経済社会。本という"過去のメディア"を愛し、不死を夢見る冴えない(性的魅力が最低ランク)のレニーと、家族と自分の幸せを求めてあがく美しきユーニスが出会う。ニューヨークタイムズ年間ベスト作品
感想・レビュー・書評
-
「スーパー・サッド・トゥルー・ラブ・ストーリー 」https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000056382013.html … 読んだ、おもしろかった!ベタな恋愛話が近未来デジタルビジュアルコミュニケーションを持ってくるだけでこんなにおもしろくなるんだな(性別だけ変えたおっさんずラブも)現実味強い。この話の先がガタカの時代だ(おわり
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーん言葉にできない。あえていうならスーパーサッド。
誰かが悲しさについて「心臓がきゅーんとすること」って言ってたけど、これを読んでる間は心臓がいくつあっても足りなかった。
ところで1984年とロシア文学のリミックスかな?と思って読んでたら作中でそのことがネタにされてた。やられた! -
今の現実から少し進んだようなリアルに想像できるSF感と、ラブストーリーの部分があまり上手くハマってないような気がした。でも読んでいて切なくなる部分はあったなぁ・・・。
-
なつはずるずるっとかきこむものとしてある。僕らは夏が生命の絶頂期だと知っている
-
全米各紙で年間最優秀図書に選出。近未来のNYが舞台。冴えない中年男と若い女性の恋愛を軸に来るべきディストピアを予感させる。主人公の日記/恋人のSNS投稿が絡み合い進行。随所にブラックな笑い。