うき世と浮世絵

著者 :
  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130830713

作品紹介・あらすじ

春画,新発見の肉筆画など,浮世絵の意外な姿が注目を集めている.そもそも「浮世絵」とは何であり,絵師とはどんな者たちだったのか.錦絵中心の作家・作品論や,「憂き世=仏教的諦念」説のむこうに,今日のサブカルにも通じるジャンルの生命力を見る,新しい浮世絵観を打ち立てる試み.

感想・レビュー・書評

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  • 浮世という感覚は、コンセプトに用いたい

  • 知っているようで意外と知らないことって多い!「浮世絵」もそのひとつだった。しかし、最近調べもののための読書が多いけど、知らないことを知るって楽しい。そして、やはりそういうものを調べるときは「本」が一番。笑

  • 浮世論、浮世絵師の肉筆画が結構大きな分野だったこと、サブカルとしての浮世絵のとらえ方。いろいろ面白かった。ちょっとめんどくさいかな。

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著者プロフィール

1963年愛知県名古屋市生まれ。1988年慶應義塾大学大学院修士課程修了。出光美術館主任学芸員を経て、現在、慶應義塾大学文学部教授、慶應義塾大学アート・センター所長。博士 (美学)。専門は日本美術史。著作に、『江戸の人気浮世絵師――俗とアートを究めた15人』 (幻冬舎新書、2012年)、『勝川春章と天明期の浮世絵美人画』 (東京大学出版会、2012年)、『新撰 歌川広重 保永堂版 「東海道五十三次」 神髄集成』 (小学館、2011年)など。

「2014年 『浮世絵とパトロン 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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