- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784130622004
作品紹介・あらすじ
人は何によって建てるのか。建築を見る楽しさ、建築に住む喜び、建築を創る興奮を、建築を学ぶ人、建築を愛する人、すべての人に向かって平易な言葉と豊富な実例によって語りかける。東京大学における講義の集大成。
感想・レビュー・書評
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系・院推薦図書 5系(建築・都市システム学系)
【配架場所】 図・2F開架図書
【請求記号】 529||KO
【OPACへのリンク】
https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/volume/468121詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学校では教わらなかったので読めてよかった。
難しい部分もあるが、光の捉え方など、なるほど!と思ったところもある
再読します。 -
建築と意匠の根源について、私の大学ではこれだけの内容を教えてくれる(語れる)先生は存在しませんでした。
何より、著者自身が実践者であり、現場の経験に立って語る言葉の重みがあります。
後段、ポストモダン批判に文面が割かれたのが少し残念に思いますが、90年代半ばの時流を考えると触れざるを得なかったのかもしれません。
20年以上が経った今も尚、色褪せない良本です。(星10個くらい付けたい) -
第1回 空間について 住むことと建てること。20170828読了
p.2「建築に、なぜそのような大きな力が与えられているのでしょうか。人々は、建築に、何故そのような根源的な力を見出すのでしょうか。(中略)あえて一言で答えるならば、『建築とは、空間を秩序づけることであり、人間は空間によって秩序づけられる』からだ、と言ってよいでしょう。」
p.7「ルロワ・グーランというフランス人の人類学者は、人類は言葉をしゃべりはじめると同時に建物をつくった。洞窟の中の遺跡は、ただ残り易かったから残っただけで、洞窟から出てきて建物をつくったのではない、と言っています。そして、建物は、言語とともに、人間が世界を認識するための道具だったと説明しています。」 -
【建築学科】
ベストリーダー2024 第9位
本書は、1990年前後の本学建築学科3年生を対象にした「建築意匠」科目の講義をまとめたものである。「デザイン」について書かれている書籍だが、その内容は「建築史」や「都市論」にまで及び、建築を学ぼうとする学生だけでなく、建築に関心を持つ多くの人々にも、建築の面白さを伝える。初学者には最適な1冊。
東京大学にある本はこちら
https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=2000566875 -
ルイス・カーンから多大な影響を受けた香山壽夫の建築意匠論。
名著。 -
先生お勧めの本。図が多くてわかりやすかった。
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これが全ての始まりでした。