- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784130322195
作品紹介・あらすじ
政治学のエッセンスが1冊で学べる,コンパクトでリーダブルなテキスト.民主政治の起源,仕組み,概念を明快に解説する.選挙制度,議会と政党,地方自治,グローバル化など,重要なトピックをカバー.政治学の基本を知りたい学生,学び直したい社会人必読.
感想・レビュー・書評
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図書館で借りた。
信頼できる東京大学出版会から出版されている政治学の教科書。
十分にキャリアを積んだ社会人が、政治学科に入り直して政治家になるなんて話は聞くが、大学レベルの政治学ってどんなことを学ぶのだろうと思い借りてみた。
個人的な印象は、高校レベルの政治学と殆ど変わらないと感じた。この本がそうであるだけなのかもしれないが、政治を学問としようとすると、幅が広がらないのだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東2法経図・6F指定:311A/Ka92s/Nonaka
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あとがきによると本書の執筆陣は元東大総長の佐々木毅の同窓生とのことで、恩師の古稀をみなで祝うために編まれたのが本書らしい。同門のよしみがお互いへの批判を欠いたためか、それとも祝賀にまにあわすべく急いで出版にこぎつけたせいか、大小さまざまの粗(一見平易だがよくよく読むと曖昧で理解できない説明、中途半端な位置へのコラムの挿入による本文の中断など)が目について編集の雑さが感じられ、ちょっと期待外れだった。有斐閣の久米郁男ほか『政治学』のほうが、本書の倍以上の分量だけどはるかに読みやすく分かりやすいと思う。
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読みやすいし、政治学について幅広く学べる。
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入門書。
学説少なめで、最近の話題を扱っている。
国際政治経済の部分は何気に勉強になりました。
楽しくさらっと読めるよ。 -
政治学について非常にわかりやすくまとめられており、初学者である私にとっても理解しやすかった。大学生の一般教養用の書籍として使用すると良いと感じた。
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今日政治学において議論の対象となるトピックを網羅している。はじめに、今日の主流の政治形態である民主政治がいかにして形成されてきたかを思想史的に概括したあと、民主政治下において問題となる事柄―世論や地方自治など―について学説などを紹介しつつも執筆者独自の見解が述べられている。より個別的な議論については他の専門書をあたるべきだろうが、包括的に政治学について知りたいという人に有益な本。