政治学史

著者 :
  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (534ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130320207

作品紹介・あらすじ

古典古代から近代に至る通史.主題はヨーロッパ,重点はクリスト教的ゲルマン世界の近代におかれる.直接政治を論じたものにとどまらず,神学や哲学,宗教改革や観念論などのテーマを,思想と理論の相互往復に焦点をあわせる視角から究明.

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  • 2017/04/08

  • 了。

  • 福田歓一の講義を纏め、一つの政治学の通史とした著作。初版は80年代に出版されたものだが、その随所に、今日の教科書的説明と異なる見解が示されており著者の認識の鋭さを感じられる。政治学を志す人間にとっては必読の書であろう。

  • 政治理論の歴史。

  • [主権]について調べるために読んだ。西洋政治思想をまとめたもので、思想家ごとに特徴、理論、などと要点ごとにまとめてある。重点を押さえ、かつ幅広い思想家の紹介をしているところは、かなり有用。
    しかし、イギリスでいったらベンサム・ヒューム、ドイツではヘーゲルの紹介で本作は終わってしまっている。ヴェーバーやアメリカ思想家、フランスの第三共和政時代の思想が書かれていないことが残念ではあるが、良作。

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著者プロフィール

1923年神戸に生れる。1947年東京大学法学部政治学科卒業。東京大学名誉教授。日本学士院会員。2007年歿。著書『近代政治原理成立史序説』(岩波書店、1971)『政治学史』(東京大学出版会、1985)『ルソー』(講談社・人類の知的遺産40、1986)ほか。なお『福田歓一着作集』全10巻(岩波書店、1998)が公刊されている。訳書 バーリン『自由論』(共訳、みすず書房、1971)ほか。

「2018年 『自由論 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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