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- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784130033398
作品紹介・あらすじ
「戦後民主主義」とは何か.戦後70年を経てあらためて「戦後」の意味を問い,現代史の深みから日本の民主主義における個人の生き方について考える.好評既刊『学問は現実にいかに関わるか』,『人は時代といかに向き合うか』の姉妹編.
感想・レビュー・書評
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東2法経図・6F指定 311.7A/Mi58s/Nakada
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ほとんど追悼文の文集といった感じ。
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著者が色々なところで書いたり話したりしたことのアンソロジー。「Ⅱ知的共同体を生きる」は、追悼の言葉だけでよくもこれだけあるな、と感心する・・・とともに、追悼の言葉をちゃんと原稿を用意して話していてすごいなと思う。
個人的な関心でいえば「5幕末日本における公共観念の転換」がいちばんの読み応え。といっても、ハーバーマスの文芸的公共性をそのまま日本の事例に適用するかのような点に疑問ではある。
あとはたびたびでてくる「政治社会」って結局何なのか。political communityという言葉はあるが、定義がされているようでされていないので、何なんだろう、と感じた。
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