ハッピーアイスクリーム: 加藤千恵処女短歌集 17歳って、これだけじゃ無理 (マーブルブックス 8)

著者 :
  • マーブルトロン
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784123900409

感想・レビュー・書評

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  • 短歌に出会うきっかけ。

  • 現代口語短歌の若き旗手のひとり、加藤千恵嬢の最初の句集。句集というより、雑貨屋さんで売っているノートにそのまま書き殴ったような、インパクトのある装丁。朝日新聞の「ひと」にも紹介されたのでご存知の方も多いだろう。大人でも今青春真っ盛りの人にも、一度は目を通して欲しい本。きっと何かが見つかる。

  • 誰が呼んでも意味がとりやすい「かんたん短歌」を書く方。簡単の中にも広がりがある。

  • スゴイな、みんなの気持ちをこれほど鮮やかに表現出来るなんて。

  • ちょくちょくめっちゃ好きなやつがあった。

  • 加藤千恵に出会ったのは中学生の頃。ここから私の短歌が始まったと言える。
    1番好きなのは、「カラオケに行ったしコーラも飲んだけどやっぱさみしいもんはさみしい」。これは私のことだって真剣に思っていた。
    そんな恥ずかしい話さえ、みずみずしい思い出になる。あの頃出会えて良かった。

  • 毎週ラジオを聴いているかとちえさんのデビュー短歌集。
    17歳で、この言葉が綴れるなんて・・。

  • 女子高生の味方。

  • 高校の図書館で出会った女子高生短歌本、購入して再読。
    「3人で傘もささずに歩いている いつかばらけることを知ってる」「自転車の高さからしかわからないそんな景色が確かにあって」
    あの頃好きだった歌、今も好きだ!でもきっと、高校生のときに読んだときの方が鮮烈に感じたんだろなー。
    「泣くくらい好きだからって泣きそうに好かれるわけじゃなかったんだわ」これとかまるで大人の大失恋みたいな台詞が逆にすごく高校生ぽくてなんか好き。

  • 高校の時、図書室で借りて読んだ本。
    当時、ストレートに心にくる短歌がいくつかあり、
    印象に残った本だった。

    無性に読み返したくなって、取り寄せてみた。
    でも読んでみると今の私には全然響いてこなかった。
    出会うべきタイミングで読めた本だったんだなーと思った。

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著者プロフィール

1983年、北海道生まれ。歌人・小説家。立教大学文学部日本文学科卒業。2001年、短歌集『ハッピーアイスクリーム』で高校生歌人としてデビュー。2009年、『ハニー ビター ハニー』で小説家としてデビュー。その他、詩やエッセイなど様々な分野で活躍。著書に『あかねさす――新古今恋物語』『真夜中の果物』『こぼれ落ちて季節は』『この街でわたしたちは』『消えていく日に』『そして旅にいる』『マッチング!』などがある。

「2023年 『この場所であなたの名前を呼んだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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