風に吹かれてI-スタジオジブリへの道 (中公文庫 す 30-1)

著者 :
制作 : 渋谷 陽一 
  • 中央公論新社
3.82
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本棚登録 : 92
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122067110

作品紹介・あらすじ

宮崎駿、高畑勲という二人の天才を支え続けてきた、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫に、渋谷陽一が迫る。Ⅰは生い立ちからスタジオジブリ立ち上げのころまでと、雑誌に掲載されたロンングインタビュー。

感想・レビュー・書評

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  • 鈴木「すごいんすよ宮さんと高畑さんの個性は(そしてそれを操れる俺が)。あと麻呂のマイペースっぷりも(それを操れる俺も)」
    渋谷「いやーすごいのは鈴木さんですよ」
    鈴木「ははは」
    渋谷「ははは」

    ・まえがき
    ■スタジオジブリへの道、そして三十年(前編)(2013、語り下ろし)
    ■いつも今!――スタジオジブリの現在Ⅰ(「CUT」)
    ・常に新鮮――今を生きる、過去を忘れる「崖の上のポニョ」誕生秘話(2008)
    ・誰も読んだことのないジブリ史 作品づくりを支えるもの(2009)
    ・新しいジブリが始まる 必然的に起きた奇跡(2009)

    追記
    ちょっとこのカバー画、「僕はあたなを愛しています」になってるんですけど。こんなミスすら指摘できない雰囲気なんだろうか。

  • 第2巻で纏めて書くので省略。

  • ジブリのプロデューサーである鈴木敏夫さんに焦点を当てたインタビュー集。
    インタビュアーがちょっと強すぎます。「鈴木敏夫が鈴木敏夫になった瞬間」など、自分の考えをしつこく押し付けている感じがしてあまり好きにはなれませんでした。
    鈴木敏夫さん自身が書かれた新書にほぼ同じことが語られていて、私はそちらが好きです。

  • 渋谷陽一が一歩も引かないので面白い。でも公開直後の作品については誰でも間違うものなんだなと思う。

  • スタジオジブリという集団が集団たり得ているのが,鈴木敏夫プロデューサの存在に依るという仮定の下,鈴木敏夫という為人を幼少期より掘り起こす.大学入学までにスポンジが形成されていた様子が手に取るように分かる.オーラルヒストリィ,といってしまうには聞き手の舵取りが強い気がするが,しかしよくまとまっている.

  • スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫に、渋谷陽一が迫る。?は生い立ちから宮崎駿、高畑勲との出会い、スタジオジブリ立ち上げまでを語り尽くす。

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著者プロフィール

スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。1948年、愛知県名古屋市生まれ。
徳間書店で「アニメージュ」の編集に携わるかたわら、1985年にスタジオジブリの設立に参加、1989年からスタジオジブリ専従。以後、ほぼすべての劇場作品をプロデュースする。宮﨑駿監督による最新作『君たちはどう生きるか』(23)が、米・ゴールデン・グローブ賞のアニメーション映画賞を受賞した。「仕事道楽 新版──スタジオジブリの現場」「歳月」(ともに岩波書店)、「スタジオジブリ物語」(集英社)など、著書多数。2021年、ウィンザー・マッケイ賞を受賞。

「2024年 『鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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