- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122066083
作品紹介・あらすじ
天保の改革から二十年。闕所物奉行を辞した扇太郎は、天満屋幸吉のもと、用心棒として平穏な日々を暮らしていた。だが、次第に混乱する幕末の世で、深川のとある家屋の財産処分を頼まれたことから、次第に大きな陰謀に巻き込まれていく……。
大人気書き下ろし時代小説シリーズ、待望の新作!
感想・レビュー・書評
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「闕所物奉行 裏帳合」シリーズから壮年となった扇太郎。御馴染みの天満屋も。
個人的に、長州・薩摩側からこの時代を読むことが多かったので江戸城下側から読むのは新鮮でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「闕所物奉行 裏帳合」シリーズの20年後の話。
幕末の江戸。天満屋と扇太郎は、強請をかけてきた勤王浪人を返り討ちにしたことから、浪人どものバックについている薩摩藩士に目をつけられてしまいます。
20年たっても、扇太郎の剣捌きは相変わらず冴えわたっていて凄まじい強さを見せてくれます。
そして、狡猾な印象の強かった天満屋ですが、ラストで格好いいと思えました。 -
あの大人気シリーズが帰ってきた! 天保の改革から二十年、闕所物奉行を辞した扇太郎が見た幕末の闇。過去最大の激闘、その勝敗の行方は!?
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幕末の動乱期の貧乏御家人。
国を動かそうとする立場からは離れた御家人の話は初めて読んだ。
今まであった暮らしが急激に変わっていくのは不満も多く出るんだろうと思う。 -
「闕所物奉行 裏帳合」の後物語(20年後)
幕末、薩摩の江戸における幕府に対する挑発と何もできない幕府、江戸の顔役たちが立ち上がる
幕府を見捨てた感のある榊扇太郎も
時代の流れは止めれないが、竿さすことは