アーバン・アウトドア・ライフ (中公文庫)

著者 :
制作 : 芦澤 紗知子 
  • 中央公論新社
4.11
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本棚登録 : 76
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122065444

作品紹介・あらすじ

庭や公園にある小さな自然の楽しみ方。都会から足を運ぶONE DAY ハイク案内。そしてはるかな原野に想いを馳せる本や音楽――。ナチュラリストでフライフィッシャー、そして日本にアウトドアの概念を持ち込んだ芦澤一洋が「自然を愛する眼と心さえ持っていれば、都会でも発見に満ちたアウトドア・ライフを送ることができる」ことを提唱したガイド・エッセイ、待望の復刊。巻末付録として妻・紗知子とエイアンドエフ創業者・赤津孝夫による回顧対談を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 都会に住みつつ自然を愛する万人のための名著。やはりいくら山が好き、自然が好きとはいえそこに居を構え、山河とともに暮らしていくのは現実的ではないと考えていた自分にピタリとはまる価値観であった。
    このようにして過ごしていきたいと、読後に今後の休日の過ごし方のお手本を見た。明日早速早朝に山に入ろう。

  • 1980年代の文体と視点。ここからは、私に選択権があった、最初の時代。反発も共感も、やはりその時代の枠の中にあった。個人的ななつかしさが泣きたいほど。

  • ”自然”を感じる本、音楽、ライフスタイル。日本にアウトドア文化を持ち込んだ「レジェンド」が綴る極上のガイド・エッセイ。待望の復刊!

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著者プロフィール

一九三八年山梨県生まれ。早稲田大学卒。グラフィック・デザイナーとして雑誌「平凡パンチ」「POPEYE」など、マガジンハウス、小学館、山と溪谷社を中心に活躍。七〇年代初頭、アメリカからアウトドア・ライフを取り入れ、日本にその文化を定着させる。雑誌「Outdoor」創刊、ジャパン・フライフィッシャーズ創立に注力。訳書に『遊歩大全』、著書に『バックパッキング入門』、『アウトドア・ものローグ』など(以上、山と溪谷社)。九六年逝去。

「2018年 『アーバン・アウトドア・ライフ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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