マヤ神話 ポポル・ヴフ (中公文庫 レ 2-2)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122062511

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  • 第三部人間の誕生を読むと、古今東西の人間には、底流に共通認識があり、人間たらしめてるところが分かる。最初の人間は全てのものが見えたのだが、神々がそれに眉を潜め、近くにあるものしか見えなくなってしまったこと。人間の探究心や知識欲はこから派生したこと。

  • 生贄など生々しい表現がいくつもあった。日本神話でもスサノオは馬を剥いだりするシーンがあったので、神話ってグロテスクな表現が多いのかなと、他地域の神話も気になった。登場人物、神は多くて覚えきれない。

  • 比較的読みやすくてよかった。中南米の神話、というより昔話のような雰囲気のお話。兄弟が次々と出てきては次々と殺されていく。生け贄が人間なのが特徴的だなあ。
    大洪水や氷河期?の頃と思われる描写、黒い雨など、正式な歴史ではないが、言い伝えとして残っている古い時代の記述が興味深い。

  • アメリカ大陸の創世記といわれる、マヤの神と英雄たちのダイナミックで聖なる古伝説。古代マヤ人の後裔部族が、貴重な口承文学をスペイン語で記録。

  • 先人たちの貴重な遺産。
    彼等たちの歴史を知ることは、文献では難しいですから。
    とうもろこしがとても大切でありがたいものだった。
    Youtubeに「ポポル・ブフ」を日本語で紹介するチャンネルがありましたので、登録をしました。

    ただ神話の中での人の命があまりにも軽すぎるのではないのかとも思ってしまいました。
    とてもかんたんに首を切った、腕をもぎ取ったとかの話がたくさん出てきましたので。

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