猫の散歩道 (中公文庫 ほ 12-15)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122061286

作品紹介・あらすじ

鎌倉で過ごした子ども時代、「イヌ派」から「ネコ派」になった日から始まる猫たちの歴史、季節に触れる驚き…。小説のエッセンスがつまった88篇を収録。海辺の陽光がふりそそぐエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 1987年 ペチャ
    1989年 ジジ
    1992年 チャーちゃん
    1999年花ちゃん

  • 犬派から猫派になった筆者。

    言われれば猫の話が多かったな、と。
    しかしそれ以上に衝撃だったのが、雪国小説。
    あの有名な出だしのあれは、あちらこちらで
    書かれていたものを寄せ集めた、というのに驚きです。
    てっきり、長編小説だと思っていました。

  • 私はイヌ派かネコ派かと問われると、少し前までなら間違いなくイヌ派と断言していました。自分自身戌年でありますし。ところが最近、保坂氏の様々な小説やエッセイに登場してくる猫たちや「岩合光昭の世界ネコ歩き」をしばしば観るに及んで、猫の可愛さに目覚めつつあります。保坂氏も当然観ているでしょうね。

  • 鎌倉で過ごした子ども時代、猫にお正月はあるのか、新入社員の困惑……小説のエッセンスがちりばめられた88篇。海辺の陽光がふりそそぐエッセイ集。

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著者プロフィール

1956年、山梨県に生まれる。小説家。早稲田大学政経学部卒業。1990年『プレーンソング』でデビュー。1993年『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、1995年『この人の閾(いき)』で芥川賞、1997年『季節の記憶』で平林たい子文学賞、谷崎潤一郎賞、2018年『ハレルヤ』所収の「こことよそ」で川端康成文学賞を受賞。主な著書に、『生きる歓び』『カンバセイション・ピース』『書きあぐねている人のための小説入門』『小説の自由』『小説の誕生』ほか。

「2022年 『DEATHか裸(ら)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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