司馬遼太郎歴史のなかの邂逅 1 (中公文庫 し 6-61)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122053687

感想・レビュー・書評

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  • 司馬遼太郎の知識と考察が
    ぎゅっと詰まってる

    出雲族のくだりに興味がわいた
    古代史はロマン!

    そして雑賀衆!
    昔川崎駅近くに
    「さいか屋」という
    百貨店があり(今もあるのかな?)
    雑賀衆の末裔の方が
    商売始めたのがルーツと
    知ってびっくりした
    記憶がある
    歴史は繋がってる...

    ブックオフ妙興寺店にて購入

  • 司馬遼太郎のエッセイ。新潮文庫「司馬遼太郎がかんがえたこと」掲載のものも結構あり、再読のもあったが、やはり内容は深くおもしろい。2022.12.27

  • 全8巻読了。司馬遼太郎の歴史エッセイを集めたもの。氏の小説を小説としてではなく歴史教本として捉えている僕にとって、これは小説よりも面白い逸品。

  • 歴史上の人物が、昔受験で覚えさせられた名前だけの人物ではなく
    僕の心の中で、生き生きと蘇った感触があった。

  • (欲しい!)/文庫

  • 歴史上の人物に関するエッセイ集。
    文庫化していたので読みました。

    一番興味深かったのは「上州徳川郷」内の、
    徳川家康をはじめとする戦国期の改姓について。
    家康が関ヶ原の合戦で天下を取った際、何故「征夷大将軍」に任命されて「幕府」を開くことができたのかという下りです。
    その前に天下を取った信長や秀吉は何故「幕府」を開けなかったのかという長年の疑問が解消されすっきりしました。

    他にも「生きている出雲王朝」「わが空海」などが個人的に面白かったです。
    『空海の風景』が未読なのでそちらも今度読んでみようと思いました。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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