パリ五段活用 時間の迷宮都市を歩く (中公文庫 か 56-4)

著者 :
  • 中央公論新社
3.86
  • (8)
  • (4)
  • (8)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 95
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122041929

作品紹介・あらすじ

マリ・アントワネットから現在のパリジェンヌまで、有名無名の様々な人々の記憶を織り込みながらパリは現在の姿となった-時間を遡りながら、その原風景を鮮やかに再現し、都市の歴史が湛える魅力を活写した。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 残念ながらあまり面白い話題がなかった。真面目すぎかも。

  • 良質な歴史の講義を受けているようでした。鹿島さんの文章、好きです。

  • パリの歴史、パリと各国との違い。パリのこういうところが知りたかったので、大変楽しく読ませていただきました。始めの章より、後ろの章の方が個人的に楽しめました。

  • 第一章の「食べる」のバゲットの歴史についての地味豊かであるが故に遅れを取るフランスの話が好きだ。「比べる」の章のフランスとイギリスの万博展示方法のエピソードは特に印象的だった

  • これはなんのジャンルにいれようかなーと
    迷ったけど、実用書ではなくエッセイに。

    少し古い時代のパリに興味のある人なら
    楽しめる本だと思います。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1949(昭和24)年、横浜に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。2008年より明治大学国際日本学部教授。20年、退任。専門は、19世紀フランスの社会生活と文学。1991年『馬車が買いたい!』でサントリー学芸賞、96年『子供より古書が大事と思いたい』で講談社エッセイ賞、99年『愛書狂』でゲスナー賞、2000年『職業別パリ風俗』で読売文学賞、04年『成功する読書日記』で毎日書評賞を受賞。膨大な古書コレクションを有し、東京都港区に書斎スタジオ「NOEMA images STUDIO」を開設。書評アーカイブWEBサイト「All REVIEWS」を主宰。22年、神保町に共同書店「PASSAGE」を開店した。

「2022年 『神田神保町書肆街考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鹿島茂の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×