- Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122026285
感想・レビュー・書評
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読みやすく、華麗で、ドラマチックで、鋭く、面白い!
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いつの時代も人の上にたつ人は数奇な運命にさらされるものなのですね・・・。女性を扱っていますが激動の時代を駆け抜けた4人の女性の物語です。強くても弱くても苦しいのは一緒なのだな。
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いつもの塩野さん。
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塩野七生の中では,いまいちかなぁ…。
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世界史やこの頃のイタリアの歴史に詳しかったら、楽しめたんだろうなと思いつつ、
著者の渇いた感じの文章が心地よかったです。
女傑カテリーナ・スフォルツァが魅力的でした。 -
なかなか機会がなかった塩野七生さんの本にチャレンジ。ルネサンスを生きた4人の女性の生涯を取り上げているが、困難な時代の中、自分だったらどう生きたか考えずにはいられない。ルネサンスの女性たちは意外と教育水準が高く、自分の意思をはっきり持っていた。単行本が発刊された当時読んだ若い女性たちは、そんな彼女たちに自分たちの姿を重ねていたかもしれない。キプロス王妃だったカタリーナ・コルネールの名はまったく知らなかったが、キプロスの複雑な歴史とともに記憶にとどめておきたいと思った。
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塩野さんのルネサンス期の短編集を読んだ後に
最後に復習の意味もかねて読むとおもしろい。
作者自身もいっていたが、(こんな感じの意味で)
「その女性自身よりも周りで活躍する男や時代に
影響をうける女性を描くことにより逆にその
英雄や人生の悲喜こもごもが描き出される」
そうです。かなり上は自分の意訳ですが
間違えていない気がする。 -
正直、チェーザレよりルクレツィアに興味があったもので。
生きていくのが仕事で感情は付属品、それなら一番大事なものにも合点がいくんだけど。 -
おもしろいけど、塩野さんはほんとに日本にいてつまんなかったんだろうなって思った。
カソリックの人間らしさって好きです。
惣領冬実のチェーザレの続きが待ち遠しい。 -
ひとつの時代がいろんな視点から見れてお徳。