精神科医が教える-親のトリセツ (中公新書ラクレ 665)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121506658

作品紹介・あらすじ

高齢化社会での親と子の複雑な関係を分析した「親のトリセツ(取り扱い説明書)」です。ニュースでは、高齢の親の実家を片づけること、親の老後の不安、オレオレ詐欺の犯罪までがテーマとなっています。実家問題や墓じまい、相続に関すること、あるいは親の老後生活や介護など、親と子の問題はたくさんあります。ところが、親は子の提案に耳を傾けないことが多く、それどころか、反発したり泣かれたりもして収拾がつきません。そこには、「子に迷惑をかけたくない」という心理、また、「老い先が心配」「喪失感が大きい」などの気持ちの葛藤が隠されているようです。親も子も、もめたくないし誰もが親の幸せを願っています。本書では、高齢の親との話し方、接し方を含め、具体例を交えながら、わかりやすく事例を紹介する親のトリセツ(取り扱い説明書)の決定版です。高齢化社会の問題を解決するバイブルの一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で予約して借りたのだが
    今後のために手元に置いておきたい一冊

    実例を交えながらのとてもわかりやすい
    取扱説明書だ
    うわぁやってしまった〜と後悔することしかり
    身内だからついつい言ってしまうあれやこれや
    今から対応を見直して いつまでも
    笑顔で仲良く過ごしていきたいと思った

  • 介護を必要として来た親との向き合い方を指南している

  • わかりやすい

  • 実家の片づけ 箱の名前 ありがとうございました、これからもよろしく、改めて後ほど。有難うございましたの箱に入れるときはお世話になりましたと声に出して入れる。
    同僚のお父さんが一人暮らしだったが急に倒れて入院した。保険証とキャッシュカードのありかがわからず手続きや支払いが大変だった。親父はまだまだ大丈夫だと思うがそうなったとき慌てないよう場所を教えておいてほしい。
    資産状況の聞き方。リフォームしたらいいんじゃないか。どれくらいかかるのかなあ。から余裕あるかないか聞く方向へ。段取りは作っても資産とか相続という単語は子供の方から出してはいけない。受け身に徹する。
    不安は気が済むまで聞く。いざとなればなんとかなるよ。
    騙された兆候。妙に荷物段ボールが増える、不動産金融商品のパンフが増える、ちょっと出かけるという行先を言わない外出が増える。

  • 高齢の親との話し方、接し方を含め、具体例を交えながら、わかりやすく事例を紹介する親のトリセツ(取り扱い説明書)。

  • 東2法経図・6F開架:B1/5A/665/K

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著者プロフィール

1952年山梨県生まれ。保坂サイコオンコロジー・クリニック院長。
聖路加国際病院 診療教育アドバイザー。
慶應義塾大学医学部卒業後、同大学精神神経科入局。1990年より2年間、米国カリフォルニア大学へ留学。東海大学医学部教授を経て、聖路加国際病院リエゾンセンター長、精神腫瘍科部長、聖路加国際大学臨床教授を歴任。
がん患者とその家族のメンタルケアを専門とするサイコオンコロジー(精神腫瘍学)の日本での第一人者。クリニックでは薬物療法のほか、個人カウンセリング、家族・グループ療法、イメージ療法、マインドフルネス瞑想などの治療法に積極的に取り組んでいる。

「2019年 『がん患者さんのためのマインドフルネス瞑想法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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