日本秋景-ピエール・ロチの日本印象記 (単行本)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120053337

作品紹介・あらすじ

明治初期に日本を訪れた仏海軍士官ロチ。開業間もない鉄道と人力車で神戸・京都・奈良・東京・日光などを巡る。日本人と日本の風物に鋭い観察眼を向け、鮮烈な筆致で驚きを綴る。





   目 次


 第一章 京都 聖なる都


 第二章 江戸の舞踏会


 第三章 二人の老人がつくる驚きの料理


 第四章 皇后の装束


 第五章 三つの田舎の言い伝え


 第六章 日光の聖なる山


 第七章 サムライたちの墓にて


 第八章 江戸


 第九章 「春」皇后

感想・レビュー・書評

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  • 訳者あとがきを先に読んだほうがいいかもしれない。

  • 装丁が素晴らしいが、中身はとても読みにくい。
    訳者もあとがきに、「そんなやり方がよかったのかどうかわからないが」と書いているが。

    結局原書と前の翻訳「秋の日本」を電子書籍で購入。こちらはよかった。

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著者プロフィール

ピエール・ロチ

本名ジュリアン・ヴィヨー(Julien Viaud)。フランス大西洋岸の港町ロシュフォールで生まれ、幼少の頃から海と瞑想を愛した。海軍士官として世界各地を周遊して、その風物を繊細な筆致で描出し、また異国女性との交渉を自叙伝風に、告白的に語った。『アジヤデ』『ロチの結婚』『氷島の漁夫』『お菊さん』などの小説のほか、『モロッコにて』『北京最後の日』『アンコール詣で』など、多くの旅の印象記を書いたが、それらは情熱的な官能の奥底に、〈滅びゆくもの〉への独特の哀感をただよわせて、自然主義文学の退潮する世紀末の文壇に異国情緒の鮮烈な新風を送った。

「2020年 『日本秋景 ピエール・ロチの日本印象記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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