忍者学講義 (単行本)

制作 : 山田雄司 
  • 中央公論新社
3.25
  • (1)
  • (2)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 65
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120052668

作品紹介・あらすじ

忍者食、狼煙、動きの秘密……。日本史から食品科学まで、三重大学のさまざまな分野の研究者が、忍者・忍術を大真面目に研究!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 第100回アワヒニビブリオバトル第2部タイマンビブリオバトル 第9戦「忍」で紹介された本です。ハイブリッド開催。チャンプ本。
    2023.6.10

  • ふむ

  • 中公の「忍者学講義」。三重大学の教職員が自分の専門に引きつけて語る忍者像。/章扉の著者写真がほぼみんな忍者風の頭巾をかぶっているのがツボ。その中でお一人だけ、それパーカーのフードですよね?て方もいらして、そこもツボ。/平山優「戦国の忍び」の参考文献にあがっていて興味をもった一冊。忍者食はストレスを軽減させ、印を結んだり、息長という呼吸法もリラックス効果があった。松尾芭蕉=忍者説の成立過程と実証的には成り立たないことを論じた説。外国人の目から見た忍者、といったエピソードのあたりが個人的には興味を惹かれた。

  • <目次>
    第1章  忍者食を作ってみる
    第2章  伊賀者の歴史を辿る
    第3章  忍者の動作を科学する
    第4章  芭蕉忍者説を疑う
    第5章  のろしを分析してみる
    第6章  忍者の諜報力
    第7章  忍者書の火器を作ってみる
    第8章  薬草と毒草の研究
    第9章  精神科医の見地から
    第10章  世界に広がるNINJA
    第11章  忍者研究の現場
    第12章  忍術の実践

    <内容>
    三重大学の伊賀市(伊賀上野)に置かれた「国際忍者研究センター」発の啓蒙書?読売新聞の伊賀版での連載(今も続いているらしい)から。学者による真面目な研究なので、「面白いか?」と問われると返事に困るが、きちんとやっている分、忍者の魅力は伝わる。読み物ではないので、切り口の深さはないが、研究を啓蒙しようという、努力の感じられる本である。

  • 忍者食、狼煙、動きの秘密……。日本史から食品科学まで、三重大学のさまざまな分野の研究者が、忍者・忍術を大真面目に研究!

全5件中 1 - 5件を表示

三重大学国際忍者研究センターの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×