自分流のすすめ-気ままな私と二匹の猫たち

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120051784

作品紹介・あらすじ

私は見かけは穏やかに生きてきた。夫の三浦朱門が亡くなって二年が経つ。知り合いには「私は同じ家で、同じように暮らしております」といつも笑って答えている。見た目の生活は全く変わらないが、夫の死後飼い始めた2匹のネコだけが、家族の数を埋める大きな変化である。老後の日常を切り取った暖かいエッセイ集。
「婦人公論」巻頭で話題沸騰の待望の書籍化登場。

感想・レビュー・書評

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  • 気ままな私と勝手な猫たちとの老後の生活。他人を気にせず自分勝手に生きると新しい発見があります。話題の曽野エッセイ最新作!

  •  さまざまな方がいろんな人生を歩いていらっしゃいますが、人間、自分流に生きるしかありませんねw。2017.2.3三浦朱門さんがお亡くなりになり、1931年生まれの曽野綾子さん、スコティッシュフォールドの2匹の猫、直助と雪、と一緒に暮らしてるそうです。「自分流のすすめ」、2019.3発行。①どんな趣味も、現在の日本では許されるところがいい ②風邪は始終ひくが漢方薬を飲んでいる。病気の時は怠けて寝て熱い紅茶を飲むくらいで、薬と名のつくものは一切飲まない。
     ①高齢者も独身者も、求めるのは一緒に暮らせる友人。遠くの息子より、温もりのある猫w。 ②幸福の極意:「ないものを数えるより、あるものを数える」 ③人間は、その個人として最も適切な年齢に死ぬようになっている。それを乱すのは事故と戦争。この二つを起こさないよう、社会は努力すべき。 曽野綾子「自分流のすすめ」、気ままな私と二匹の猫(直助、雪)たち、2019.3発行。

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著者プロフィール

1931年、東京に生まれる。作家。53年、三浦朱門氏と結婚。54年、聖心女子大学英文科卒。同年に「遠来の客たち」で文壇デビュー。主な著作に『誰のために愛するか』『無名碑』『神の汚れた手』『時の止まった赤ん坊』『砂漠、この神の土地』『夜明けの新聞の匂い』『天上の青』『夢に殉ず』『狂王ヘロデ』『哀歌』など多数。79年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。93年、日本芸術院・恩賜賞受賞。95年12月から2005年6月まで日本財団会長。

「2023年 『新装・改訂 一人暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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