純和風経営論

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120047381

作品紹介・あらすじ

日本人の心を見据える。本当の経営の意味とは。日本の企業がこれまで培ってきた事業経営の理念が、世界の経済社会を先導するものとなる。

感想・レビュー・書評

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  • 和語を大切にし、日本の古典をひもとき、日本人の心を見据えることで、純和風の古きよき経営論を考えるという本書。古典を数多く引用しておりじっくり深い気づきを与えてくれる。

  • 読み終えて、ほんと日本人でよかったと思える本である。先人が、日本的風土のなかで、育んできた、三方良しの社会経済環境。
    日本人が心の奥底に持つ世界観・人間観を前提にして、人間組織の統禦のあり方を考える。
    それは、「経営」という言葉を日本人がどのように使ってきたのか、古典を紐解き、その文脈を読み解いていくことが大切である。
    純和風で結構。
    堂々と純和風経営を貫くことこそ、全球化経営の王道である。

  • カタカナ言葉を極力避けて、経済・経営を語ってみよう。和語を用いることで、日本的経営の本当の強みや良さが見えてくる。いにしえの経営者・経済人の素晴らしい創意・工夫を知る。

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著者プロフィール

舩橋晴雄
一九四六年、東京生まれ。一九六九年、東京大学法学部を卒業し、大蔵省に入省。国税庁次長、証券取引等監視委員会事務局長、国土交通審議官などを歴任。二〇〇三年、シリウス・インスティテュート株式会社代表取締役。著書に、『新日本永代蔵』、『日本経済の故郷を歩く』、『尾形光琳』、『純和風経営論』など。

「2023年 『笑いの日本史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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