金沢の不思議

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120046971

作品紹介・あらすじ

加賀百万石の城下町を支えてきた人びとの知、歴史と文化、伝統と変容とが溶け合う街を、不思議ののぞき穴から眺めてみると…ガイドブックでは決して知り得ない金沢の奥深さと醍醐味を探す旅への誘い。「旅人」として、30年以上通い続けた金沢の汲めども尽きぬ魅力を綴る。

感想・レビュー・書評

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  •  1940年生まれ、「アブサン物語」「幸田文のマッチ箱」「時代屋の女房」の村松友視さん、金沢の魅力を余すところなく紹介されましたw。「金沢の不思議」、2015.2発行。前田家・加賀百万石、犀川と浅野川、徳田秋声・泉鏡花・室生犀星の三文豪、ひがし・にし・主計町(かずえまち)の三茶屋街、影笛と一調一管、加賀宝生(かがほうしょう)etc。江戸と京をにらんでどちらにも与せず、どちらとも馴染んで、独自の文化を作り上げたまち。
     「アブサン物語」「幸田文のマッチ箱」、大好きな作品です。村松友視「金沢の不思議」、2015.2発行、再読。加賀藩、闇笛、加賀鳶、加賀宝生、茶屋街、犀川、浅野川、治部煮、加賀野菜、近江町市場、和傘・・・、そして金沢が生んだ3文豪: 徳田秋声、泉鏡花、室生犀星。

  • 金沢は“不思議”の宝庫である!ガイドブックとは異なるテイストで,金沢の文化・歴史・景色・そこに暮らす人々が魅力的に綴られています。30年以上「旅人」として通い続けてもなお,その“不思議”は尽きることなく果てしないと語られる金沢とは・・・!

  • ガイドブックには無いような奥深い話が満載で面白かった。
    金沢に行ってみたくなること間違いなし。

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著者プロフィール

1940年東京生まれ。慶応大学文学部卒。『時代屋の女房』で直木賞、『鎌倉のおばさん』で泉鏡花賞受賞。著書に『アブサン物語』『北の富士流』『アリと猪木のものがたり』『猪木流』『老人の極意』『老人流』等。

「2022年 『ゆれる階』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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