日日雑記

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 39
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120021275

感想・レビュー・書評

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  • タイトルのまんま

  • 2002年9月17日読了。

  • すごく面白かった。武田さんの本はどれもこういう感想ばかりになるけれど、武田さんの周りにいる人はどの人もおもしろおかしい特徴的な人ばかり。そして、それを観察する武田さんの着眼点もおかしいし、もつ感想もすっきりずばっといってて気持ちよい。これは、すぐ読み終わると思ったのに、何日もかかってしまった。なんでだろ。この本の中の猫の描写が、好き。雨の日の憂鬱の原因の話、あーそっか、確かにね、って思った。

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著者プロフィール

武田百合子
一九二五(大正一四)年、神奈川県横浜市生まれ。旧制高女卒業。五一年、作家の武田泰淳と結婚。取材旅行の運転や口述筆記など、夫の仕事を助けた。七七年、夫の没後に発表した『富士日記』により、田村俊子賞を、七九年、『犬が星見た――ロシア旅行』で、読売文学賞を受賞。他の作品に、『ことばの食卓』『遊覧日記』『日日雑記』『あの頃――単行本未収録エッセイ集』がある。九三(平成五)年死去。

「2023年 『日日雑記 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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