日本列島創生論 地方は国家の希望なり (新潮新書)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106107122

作品紹介・あらすじ

「お任せ民主主義」と決別すべき時が来た。「補助金と企業誘致の時代は終わった」「官僚こそ地方で汗を流せ」――地方と中央、与党と野党、政官財、老若男女の別なく一致できる「創生への道」を示す。

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:601.1A/I71n//K

  • 政治家って今まで良いイメージ無かったけれど…
    地方までしっかり見てくれる
    こういう視野が広い人が国を背負ってほしい。

  • 日本の持続可能性 人口減少 原子力発電 
    →本気で目標を決めて取り組んだことが無い! 全く同感
     明治以来、連綿と続いてきた中央と地方との関係を根底から覆す

    地方創生 日本列島改造論 田園都市国家構想 ふるさと創生
    (1)国家としての危機感 東京問題への対処
    (2)人口減少問題への取組を最優先
    (3)中央と地方の在り方を変える

    グローバル化IT化に対して
    日本は人件費削減・投資削減、デフレ化・有効需要削減で対処してきた
    この間、賃金は一貫して低下 こんな先進国は他に無い
    労働生産性を引き上げるという前向きの取組が無かった

    東京の高齢化という問題
    介護や労働力不足に地方の労働力を集めかねない ブラックホール

    地方の自立
    地方のことは地方に任せた方が上手くいく
    竹中平蔵氏氏 二アイズベター

    ⇒政府の「地方創生担当大臣」は矛盾した存在
     これは一番正当な判断・意見
     判っているが今の安倍政権・自民党政権そして霞ヶ関の限界
     多分、この延長には「正解はない」多分失敗してもっと悪くなる
     その時、日本はどう変わるか

  • 少子化、超高齢化は先進国共通の悩みであり、中でもそうした問題に最も早くぶつかっている日本。
    その課題に率先して取り組んで、解決策を見出していくことは、「課題先進国」としての日本が世界に果たすべき責任としてとらえる。
    そのためには地方の党首、そこに住むひと。行政だけでプランを考えるのではなく「産官学金労言」で考えることが重要。
    「金」は信用金庫、信用組合、地方の銀行などの地元の金融機関。
    「労」は、労働団体。
    「言」は、地方の新聞、テレビなどの言論機関。

  • 地方を活性化する必要性やそれをするための民間の活用方法など激しく納得。石破さんが総理大臣になることには地方再生バブルになるかも。

  • この人が、今政権にいないことが、首相の暴走を止められない原因では?
    もっと出てきてほしい人物

  • 総理を狙って閣外に出て、書き始めた本にしては
    なんだかイマイチも印象。
    地方でもやればできるんだ、
    こんな例があるんだという内容。

  • このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。
    とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。

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著者プロフィール

1957(昭和32)年鳥取県出身。慶應義塾大学卒業後、三井銀行(現三井住友銀行)に入行。1986(昭和61)年、29歳で衆議院議員初当選、以来9期連続当選。農林水産政務次官、農林水産総括政務次官、防衛庁副長官、防衛庁長官を経て、2007(平成19)年に防衛大臣、2008(平成20)年に農林水産大臣。自由民主党では過疎村対策特別委員長、安全保障調査会長、高齢者特別委員長、総合農政調査会長代行、政務調査会長等を歴任。2012(平成24)年から自由民主党幹事長を務める。主な著書に『職業政治の復権』、『国防』、『国難』、共著に『坐シテ死セズ』、『軍事を知らずして平和を語るな』、『こんな日本を作りたい』など。

「2013年 『国防軍とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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