戦国武将の明暗 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 201
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106106095

作品紹介・あらすじ

生きるか死ぬか! 一瞬の決断が、運命を分ける。戦国時代――。日本史上、最も過酷な時代に、武将たちは何を考え、どう行動したのか? 通説から最新の学説まで、歴史研究の最前線を、わかりやすく、面白く紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99754878

  • 特に前半が面白かった。立花道雪、誾千代、宗茂あたりと、軍師の話、関ヶ原の所は、特に面白かった。

  • 歴史研究家の、戦国時代への疑問と推察を交えて、著者曰くは(いままでのと違って)わりと面白く工夫して書かれているとのことであるが、まあやはり資料へのこだわりがあるので、ところどころどうしてもそこは外せないのが見受けられる。
    個人的には楽しく読ませて頂きました。西郷どんで鹿児島を舞台としたので、そろそろ九州北部の立花道雪や誾千代が大河で取り上げられてもいいかも知れないなぁ。

  • 文章はわかりやすい言葉で書かれており、非常に読みやすいのだが、戦国武将の知識がある程度ないと楽しめない。マニアックな内容と言える。

  • 学者の書いた新書らしからぬ小ネタ集。予想したよりも軽い本で若干肩すかしを食らったが(新書は新書でも新潮の新書はこういう感じだと予想すべきであった)、書いてる本人が楽しんでいるようなのでいいのかな?

  • 歴史は勝者に都合よく敗者に都合悪く語り継がれ、時に敗者は歴史から抹殺されることもあります。そんなことから歴史の勝者だけでなく、「暗部」、つまり敗者側にも光を当てた本書には魅せられます。もちろん、誰か特定の人物を中心に書かれているわけではなく、やや雑多な感はありますが、「戦国トリビア」という観点で言うと、「へえ!」と思う発見が多数ありました。
    http://naokis.doorblog.jp/archives/sengoku.html【書評】『戦国武将の明暗 (新潮新書)』 : なおきのブログ

    <目次>
    まえがき
    第1章 戦いは、なぜ起きたのか 関ヶ原考?
    第2章 直江状に、家康は怒ったか 関ヶ原考?
    第3章 天下統一とは何か 関ヶ原考?
    第4章 官兵衛は軍師だったのか
    第5章 女城主と日本無双の勇将
    第6章 前田はなぜ100万石なのか
    第7章 信長・秀吉・家康の夫人くらべ
    第8章 城と命運をともに 女たちの戦国?
    第9章 危機一髪の逃避行 女たちの戦国?
    第10章 厚遇と冷遇の境界線 論功行賞
    第11章 鳥居対井伊 譜代の争い

    2016.10.09 大坂の陣・関ヶ原の戦いの本を探していて見つける。
    2016.11.14 読書開始
    2016.11.15 読了

  • 2016

  • 都と鄙の考え方は興味深かった。

  • 秀吉が家康みたいな女性の選び方をしてたら日本史も変わったかも…。

  • 歴史上の人物を論理的かつ人間的な観点で、本当の歴史的事実と思われるストーリを説明している本です。ただ、少しマニアな人物も出てくるので、興味がないところは、読み飛ばしても良いかもです。

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著者プロフィール

1960年、東京都生まれ。1983年、東京大学文学部卒業。1988年、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。同年、東京大学史料編纂所に入所、『大日本史料』第5編の編纂にあたる。東京大学大学院情報学環准教授を経て、東京大学史料編纂所教授。専門は中世政治史。著書に『東大教授がおしえる やばい日本史』『新・中世王権論』『壬申の乱と関ヶ原の戦い』『上皇の日本史』『承久の乱』『世襲の日本史』『権力の日本史』『空白の日本史』など。

「2020年 『日本史でたどるニッポン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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