ストックホルムの密使 (新潮ミステリー倶楽部)

著者 :
  • 新潮社
3.85
  • (9)
  • (13)
  • (9)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 86
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (563ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106027352

作品紹介・あらすじ

北欧の都で駐在武官が入手した極秘情報-ベルリン陥落後も滅びへの道をひた走る日本が、世界地図から抹消される。ストックホルムから、情報を携えて地球を半周する苦難の冒険行。『ベルリン飛行指令』『エトロフ発緊急電』に続く、第二次世界大戦三部作、ついに完結。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 質・量 共に重厚にして読み応えあり。

  • 第二次大戦三部作

  • どなたかが、レビューでかかれておられましたが、こないだの原発処理でも、日本人てのは危機が起こったときに「問題を先送りにする」というのが、戦前から全く変わらんのかな?なんてことを思いました。

  • 厚い。
    ただでさえ読むの遅いのに、図書館から督促が。

    パリでバロンと呼ばれてた森四朗。ひょんなことから、ストックホルムの武官大和田の密使に。
    原爆情報まで入手してたのに、本国に送ってたのに、何故か相手にされない。原爆使いたい米国には狙われるし。

    ソ連経由で、日本へ。
    ソ連でパリで知り合いだった芳子に再会し、・・・

    太平洋戦争があったから、今の日本があるんだなぁ・・・とは思うけれど。
    生まれた時代って大事だわ。選べないし、個人じゃどうしようもできない。
    この歴史を小説として読める身は幸せだな。
    なんて、普段は思いもしないけれど・・・・

  • ストックホルム、スウェーデンなどを舞台とした作品です。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1950年北海道生まれ。79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。90年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を、2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞、10年『廃墟に乞う』で直木賞、16年に日本ミステリー文学大賞を受賞。他に『抵抗都市』『帝国の弔砲』など著書多数。

「2022年 『闇の聖域』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐々木譲の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×