- Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104655045
作品紹介・あらすじ
「いい関係」でいたいからと三行半をつきつけられた室田、一人暮らしを始めた母、堅物だった父の再婚、義母の豊かすぎる悩み、大人びた倫土の不安、未来に立ちこめる暗雲…。
感想・レビュー・書評
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文学
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男女と家族の関係は二階から目薬、それとも
瓢箪から駒?離婚、更年期、ときめきと
悩みの種…。ドタバタさえ愛おしくなる
ファミリーロマンス。 -
何を言いたいのか、最後まで読んでもイマイチわからなかった。山形弁と広島弁にニヤニヤ出来たので★2個。
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やっぱり阿川佐和子の小説が好きだ。
例に漏れず、この小説もとても面白くて、私にあっている。
自由で、自由じゃなくて、かっこよくて、かっこわるくて、根が優しい人たちが出てくる。
不思議な家族の物語。
素敵なキャラクターがいっぱい。
みっちゃんとか、ゆうちゃんとか、ムタムタくんとか、周りに出てくる人たちも、とても素敵なのは、みんな、自分の生き方で生きてるからだな、と思う。
じぶんでいきてる。
ほかの人がそうであろうと、どうであろうと、動揺しながら、動揺しながら、それでも自分で生きている、キャラクターばかりなのが、好き。
2015.05.05 -
出戻って実家に帰れば両親が離婚。父に若い奥さんが来て、その女性が子連れだったため小さい弟ができたりと未来(みく)の身辺は人の出入りが激しい。
それでも、別れただんなと会って食事したり、彼氏を交えて家族と食事したりと新旧の付き合いが途切れていない。
別れたら、それで終わり「はい、さようなら」という関係よりも、自分に関係のあった人とそういうつながりが残っていたらそれはそれで幸せそう。
周りに人がたくさんいる生活にちと憧れた。 -
内容(「BOOK」データベースより)
「いい関係」でいたいからと三行半をつきつけられた室田、一人暮らしを始めた母、堅物だった父の再婚、義母の豊かすぎる悩み、大人びた倫土の不安、未来に立ちこめる暗雲…。