絶倫食

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 65
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104548033

作品紹介・あらすじ

精がつく、世界の食べもの・飲みもの大集合。古今東西、あっちを元気にするための、涙ぐましい努力と飽くなき探求-。中国皇帝の伝説的強壮剤、ヘビやトカゲの強精酒、アリや巨大ヒルの仰天食…。そして、効きそうな、毎日のお役立ち食材が満載。

感想・レビュー・書評

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  • 下ネタは好きだが、ガチに近い精力剤、強壮食等のモノにあんまし興味がない。何を今更な気がするが、小泉センセの本だということで読んでみた。

    センセ、無理してるなぁって感じ。連載誌(月刊プレイボーイ)の性質だろうか、そういう類の記事にしないといかんのだろうけど、セガレがピンコピンコとか鼻血タラタラとかそういうのばっかり200ページも読んでると、げんなりしてくる。文章に勢いがあれば、それはそれで読めるんだろうけど、センセも乗れてないんだろうな、活字を追いかけている感が否めなかった。

    エッチ系の文章を読みながらあくびかみ殺すって状況は、他の文章読んで退屈するより、相当空しいということが分かった。後半3章ほどは連載も終わると分かっているからか、センセものってきているし、題材も精力系を絡めているとはいえ、お家芸の「発酵食品」だし、ここはオモロかった。俺が読みたい小泉センセはこっちのやな。

  • 古今東西、男たちは大変です。
    先生はすごいなぁ!

  • 発酵食品の話かと思いきや、性愛に関する食のあれこれ。
    キワモノも多いもので、読み物として楽しめた。

  • 小泉さんの本なんで期待していたんだが、特段どうってことなく、本当に世界中のその手の怪しいのも含めた、薬だな。食事じゃない。
    こういう形式でなく、一本にまとめた方が良かったような気がする。同じような話ばかりで、飽きて飛ばした。

  • 「波」に連載された小泉センセイの食べ物エッセイ。中国の医書の紹介が絶品で、すぐに入手してしまった。しかし、今更元気になってどうする。

  • 精がつく、世界の食べもの・飲みもの大集合。古今東西、あっちを元気にするための、涙ぐましい努力と飽くなき探求―。中国皇帝の伝説的強壮剤、ヘビやトカゲの強精酒、アリや巨大ヒルの仰天食...。そして、効きそうな、毎日のお役立ち食材が満載。

  • 絶倫になるために、さまざまな食材をこまやかに解説した絶倫食ガイドブック

  • 酒造家の家に生まれ
    発酵学が専門の先生だからか
    何でも口に入れてしまう
    チャレンジ精神旺盛です
    蛇酒は飲む前から
    においと味が分かりそうなくらい
    描写が鮮明
    中国はじめ世界各国
    奇天烈栄養満点食材を試していますが
    なかなか日本にはなじみがない
    食べ方です
    なのでところどころ出て来る
    するめとか、イチジクとか、
    そういった自分でも手に入る
    食べ物で元気になりたいと思います

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著者プロフィール

小泉武夫(こいずみ・たけお):1943年、福島県の造り酒屋に生まれる。東京農業大学名誉教授。専門は醸造学・発酵学・食文化論。専門的な話を、分かりやすく伝える達人。また食の未来を中心に、日本が抱える多くの大問題に挑んでいることから、「箸(★正字)を持った憂国の士」と評される。140冊を超える著作があり、小説も『猟師の肉は腐らない』、『魚は粗がいちばん旨い』など、専門的な知識に裏付けられた独自の作品が多数ある。


「2023年 『熊の肉には飴があう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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