- Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103970019
作品紹介・あらすじ
明治29年、帝都。人魂売りやら首遣いだの魑魅魍魎が跋扈し、さらには闇御前、火炎廃人と呼ばれる人殺しが徘徊するもうひとつの街・東京。夜闇に繰り広げられる企みには、鷹司公爵家の次期当主を巡るお家駆動の影も見え隠れして…。人の心に巣くう闇を怪しく艶しく描く、大型女流による伝奇推理小説。
感想・レビュー・書評
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小野不由美お得意の怪談話。明治末の東京を舞台に、闇御前、火炎魔人などの怪人が次々と殺人を重ねる。それは人か、魔か。華族、新聞記者、探偵、陰陽師、人形遣いが入り乱れ、魑魅魍魎が跋扈するもうひとつの東京の物語。
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2017年4月9日
装画/藤田新策
装幀/新潮社装幀室 -
イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387161934.html)
日本ファンタジーノベル大賞候補(1993/5回) -
最初に読んだときと印象はほぼ変わらず。
雰囲気は好きなんだけど終盤が唐突。
世界観が混乱しているというか。
世界観や装丁や終盤の消化不良のおかげで「青猫屋」と混同してしまう。 -
異世界(?)帝都・東亰でおこる不思議な出来事。魑魅魍魎の仕業か?はたまた狂人の悪行か?
序盤は、短い怪談を語る場面が続き、こうれが最後まで続くのかな?と。。。
しかし、それを交えて事が起こり、あんな結末になるなんて!!
推理小説みたくでも推理小説じゃない”くらのかみ”に近い感じですかね?
推理やら謎解きメインで見てしまうと最後がっくりしてしまうかも??
どうか、おどろおどろしい雰囲気や不可思議さを楽しんでください。
小野不由美さんらいしダークなお話でした。 -
最初は読みづらい作品だと思ったのですが、ラストにやられました。
まさかの正体にビックリ! -
4月17日 ブックオフにて 105円