小さいころに置いてきたもの

著者 :
  • 新潮社
4.08
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本棚登録 : 83
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103550068

作品紹介・あらすじ

『窓ぎわのトットちゃん』に書けなかった、私の秘密。先に逝った大切なひと、今そばにいる大好きなひと。まっすぐな視線でつづる、にぎやかですこやかな日々。

感想・レビュー・書評

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  • 物知りなのにみんなが知っているようなことをご存じなかったり、大人の責任感をしっかりお持ちなのに子どものように自由。ヒトだけでなく、動物や爬虫類にまで共感できてしまうエピソードがあちこちにあって、つくづく、黒柳さんは不思議な、稀有の人だと感じいる。
    亡くなられた弟さん明児ちゃんについて語られたものが、ユニセフの活動に心を傾ける黒柳さんの心根に触れるよう。

  • やっぱり黒柳徹子です。
    面白い。
    子どものことで現地に行くと、大人になるって、いい。
    この独特の文章も、らしくて好き。

  • 徹子さんの本はどれを取っても◎でオススメ!

  • 徹子さんが、どれだけ徹子さんであるかという事が、とてもよく分かります。本当に、すばらしいです。
    ちなみに、私もお風呂でちょい食いしますよ。同じで、嬉しいです。

  • テツコさんの一般知識の知らなさっぷりはすごい。たとえば野球。「ピッチャーとバッターが敵チームだってことは、もう知ってる」と書いたそばから「バッターとキャッチャーも敵同士だということは、このとき聞いて知った」とある(写しでないので正確ではない)。野球を知らないぐらい、大して恥ずかしいことじゃないって知ってるのだ。そのくらいのことで人格まで傷ついたりしないと知っている。むしろ徹子の部屋で笑ってもらえず「空気読めや!」と言ってはばからない芸人の方が恥ずかしい。テツコさんはお愛想で笑わない。芸人もトットちゃんくらい読んで、落語ネタでも入れればいいのに。

  • やっぱ黒柳徹子さんは最強!おもしろかった☆

  • 黒柳徹子の「トットの欠落貼」は何度も読んで笑い転げたが、これは続編で最新版だ。いろんなエピソードが書かれてあるが、なかでもヤモリにひどい目にあった話は抱腹絶倒である。

  • ユニセフ親善大使での体験から日常の出来事までいろいろ。
    徹子さんの文章は、考えたこと見たことをそのまま表現されていて、すっと入ってくる。そしてなんといっても笑える。

  • 同時に借りた不思議の国のトットちゃんよりもこちらの本が好き。
    優しくて温かい文章ですぐにトットちゃんワールドへ引き込まれる。

  • 黒柳さんの読点の打ち方は苦手。

    【メモ】
    ・洗足パン ロンシェール
    ・赤塚不二夫のお話、ソプラノのふとっちょM.C.さんのお話
    ・フランツ・ヨーゼフ×エリザベート(シシ)、ルドルフのくだり

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著者プロフィール

女優・ユニセフ親善大使。東京都生まれ。自伝的著書『窓ぎわのトットちゃん』でも描かれたトモエ学園から香蘭女学校を経て東京音楽大学声楽科を卒業、NHK放送劇団に入団。NHK専属のテレビ女優第1号として、現在にいたるまで大活躍している。『窓ぎわのトットちゃん』(1981年)は、800万部というベストセラーの日本記録を達成し、全世界で2500万部を売り上げている。アジア初のユニセフ(国連児童基金)親善大使として、長年にわたりアフリカ、アジアなどを各国を訪問、めぐまれない子どもたちのことを知ってもらうための活動に力を入れている。

「2023年 『トットちゃんの 15つぶの だいず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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